ハイタカ
【投稿日】2013年07月14日(日)| 北海道発
木の枝にとまる姿もさまになる猛禽類

「ハイタカ」は、小型の種類のタカでハヤブサにもよく似ている。メスは全長約40センチ、オスは30センチ程度とオスの方がメスよりも体が小さい。翼の上と尾っぽが青みがかったグレーであるのがオス、羽の上が褐色のグレーであるのがメスだ。
北海道はじめ本州の平地から山間の森林に住み巣をつくる鳥で、冬場は河原や農耕地などのひらけた場所でも活動する。また、小鳥を食料としている狩りの達人で、追い込み、林の薮などへ逃げ惑う小鳥を長い足と鋭い指先であっという間に捕える姿は圧巻だ。天高く羽ばたいては滑空し、また羽ばたいては滑空を繰り返して飛行するさまや、冬の枯れ木にとまり、羽を休めたその姿は孤高といった雰囲気でカメラを構えるバードウォッチャーを魅了している。
【観察場所】円山公園 地図
【住所】北海道札幌市中央区
【交通】地下鉄東西線円山公園駅より徒歩5分
【観察場所】野幌森林公園 地図
【住所】北海道札幌市厚別区
【交通】札幌市内中心部から車で約40~45分(国道12号経由)
※道内全域の林や森で観察可能
【投稿日】2013年07月14日(日)【投稿者】たびらい編集部