1. 北見のハッカ油|可愛らしいパッケージで北海道リピーターに人気の北見の名品

北見のハッカ油|可愛らしいパッケージで北海道リピーターに人気の北見の名品

【投稿日】2017年05月26日(金)| 北海道発

▲精製を日本で、瓶詰めを北見市内で行っている北見のブランド土産「北のかおり ハッカ油」。可愛らしいパッケージも人気の理由。

かつて、北見は世界市場の70%以上を生産していた天然ハッカの名産地でした。その後、輸入自由化や合成ハッカの台頭によって、北見のハッカ産業は衰退。

しかし、「ハッカの灯を消してはいけない」との思いから昭和50年代に生まれた北見ハッカ通商により、「北見ハッカ」は北海道民のなかで知らない人はいない、超有名ブランドに。

北見のハッカ1

▲ハッカは英語で「ミント」と呼ばれるハーブ。和種ハッカ(ジャパニーズミント)、洋種ハッカ(ペパーミント)、スペアミントと、ハッカは大きくは三つのジャンルに分けられます。北見ハッカ通商は、ベストセラー「ハッカ油」をはじめ、和種ハッカを使った製品を中心にリリースしています。

北見のハッカ油2

▲北海道産の和種ハッカを使った「ウォッシュミント」

さまざまな商品の原料として利用されているハッカ。加工品ばかりでなく精油や結晶そのものも実際にシーン別に使われており、天然添加物なのでゼリーやクッキーや焼き菓子類、紅茶やリキュールなどの香料として安心して使うことができます。

ハッカはイライラした時、暑苦しい時など、気を静めてくれます。部屋や車内の香りに、夏のお風呂に数滴たらす、また寝苦しい時、枕元にもほどよい量を付けると安眠が期待できるなど、実に用途はさまざま。

北見のハッカ油3
北見のハッカ油4

▲毎年秋に、北見ハッカ通商は北見市(田園空間情報センター「にっころ」)にある蒸溜小屋で蒸溜作業を行っています。透明な取卸油が出てくる瞬間は感動的!

虫はハッカの刺激を嫌うので、ハッカ油は虫よけにぴったり。きれいな水辺の多い北海道では、夏場、カのほかにブヨが発生します。キャンプや軽登山、山間の観光地に行く場合は、襟元や帽子のつばにつけておくのがコツですよ。

「北見のハッカ油」は水蒸気蒸留で抽出された精油。一般的な防虫スプレーよりも刺激が強いため、好みの濃度に薄めて使ってみましょう。

注目の商品は、ミントの効いたウェットティッシュやハッカの楊枝。食後に大活躍の楊枝だが、ここにすっきり感もプラスされます。焼肉や中華料理を食べた後にぜひ使ってみて。プレゼントとしても面白く、喜ばれるはずです。

北見のハッカ油5

▲北見ではハッカの刈り取りとはさ掛けが9月に行われます。周辺一帯にハッカの香りが満ちるこの時期に訪れるのもおすすめ。

北見のハッカ製品は、本社内の直営店だけでなく道内主要空港売店・駅売店、百貨店等で購入可能です。全国百貨店の催事でペパーミントグリーンの一角を見かけたら近づいてみましょう。ハッカ油はデザインもシンプルで可愛らしく、お土産にぴったりのアイテムですよ。


■北見のハッカ油
【住所】北海道北見市卸町1-7-3(北見ハッカ通商  本社内直営ショップ)
【営業時間】9時~17時
【問い合わせ(TEL)】0157-66-5655
【駐車場】有
【定休日】土曜日、日曜日、祝日
【交通アクセス】西北見駅から徒歩約8分
【公式サイト】https://hakka.be/

【投稿日】2017年05月26日(金)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×