1. ゴマフアザラシ

ゴマフアザラシ

【投稿日】2013年06月14日(金)| 北海道発

斑点模様が特徴の可愛いアザラシ

ゴマフアザラシは可愛らしい仕草で人気

北海道で見られるアザラシの中でも一番有名な種類のゴマフアザラシ。体長150~170センチくらい、体重は平均120キロ前後。 その名の通り、全身にゴマ模様があるのが特徴で、この模様は個体によってかなり差がある。子どものゴマフアザラシは真っ白い産毛に覆われ、その愛くるしい姿で人気だ。この産毛は生後2週間前後で大人と同じ模様になってしまうので、その姿に出会うことができればかなりラッキー。

北海道のゴマフアザラシの多くは流氷と共に移動・回遊するため、冬のオホーツク沿岸でよく見られる。稀に、流氷を見るための砕氷観光船「おーろら」から、流氷の上に寝そべっているゴマフアザラシを見られる。網走から流氷が離れる頃、ゴマフアザラシはその流氷の上で出産、育児を始める。 生まれたばかりの子どもは、最初の2~3週間は泳ぐことができず、シャチなどの天敵から身を守るためにも流氷は必要なのだ。

ゴマフアザラシを観察するならば、道北の抜海町がおすすめ。ゴマフアザラシが数多く越冬することで知られていて、抜海港にはゴマフアザラシの観測所が設置されている。春になると北上するゴマフアザラシが多いが、北海道に留まるものもいる。道東の風蓮湖や野付半島に留まっていることが知られており、運が良ければ冬以外の季節にもゴマフアザラシと出会うことができる。

■おーろら号
【住所】網走市南3条東4丁目5の1 道の駅(流氷街道) 地図
【交通】JR:釧網本線桂台駅から徒歩約10分
    車:札幌中心部から約4時間30分(道央自動車道 比布JCT経由)
【駐車場】あり(乗用車400円)
【料金】大人3300円、小学生1650円

■抜海港
【住所】北海道稚内市抜海村 地図
【交通】車:札幌中心部から約4時間30分(道央自動車道 深川JCT→オロロンライン経由)
    JR:札幌駅からスーパー宗谷利用で南稚内駅へ→宗谷本線乗換で抜海駅まで約7時間

【投稿日】2013年06月14日(金)【投稿者】たびらい編集部

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