羅臼湖トレッキング
【投稿日】2013年11月28日(木)| 北海道発
幻の湖「羅臼湖」を満喫

羅臼湖は知床半島で最大の湖。生い茂るハイマツに遮られ、50年ほど前までは近づく人もなかった。名前も羅臼湖として定着しておらず、ウトロでは大沼、羅臼でもチニシベツ湖と呼ぶ人がいた。
最近でこそ、一部に木道が設けられるなどトレッキング・コースとして親しまれているが、笹薮やハイマツを分け入って進む道中はなかなかのアドベンチャー。その分、知床の原生の自然が色濃く残っている所であり、6月まで残る雪渓の下から、チングルマやエゾコザクラなど、さまざまな高山植物が花を咲かせる。
羅臼湖周辺は霧も出やすく迷いやすいためガイドツアーが前提となる。コース全般は、登山というほどではないがアップダウンがある道だ。標高約600~700メートル(本州中部山岳の約2000メートルの環境に相当)で天候が変化しやすく、道中はぬかるみも多いので、上下レインウェアに長靴が必要。トイレなどの施設も一切なく、携帯トイレも必要になるので注意。
【投稿日】2013年11月28日(木)【投稿者】たびらい編集部