国産ワインコンクールで金賞も受賞している北海道産ワイン

石狩川を眺める空知地区浦臼町「鶴沼」の南西向きの斜面に広がる、 日本でもっとも大きな447ヘクタールの垣根式の葡萄畑。ここは小樽に本社を置く、北海道ワイン株式会社の誇る自社農園「鶴沼ワイナリー」だ。
「日本のヨーロッパ」と言われるほど、湿気が少なく爽やかな北海道の気候は、欧州系葡萄の栽培に適しており、日本最大の産地。梅雨と台風のこない夏乾燥性の気候は葡萄の開花時期と収穫前の水分過多を防ぐ。広大な畑ならではの機械を活用する垣根式仕立てを可能とすることもプラス要因だ。そして涼しい風は酸が抜けることを防ぎ、高緯度地帯ならではの夏の長い日照時間が葡萄を完熟させる。
また毎年8月の最終日曜日には「鶴沼ワインフェス」が開催され、葡萄畑の中でワインと共に焼肉などを堪能することもできる。直売所でしか購入できないワインもある。