1. にしん御殿 小樽貴賓館(旧青山別邸)|桜や梅、初夏は牡丹や芍薬が咲き誇る花の名所

にしん御殿 小樽貴賓館(旧青山別邸)|桜や梅、初夏は牡丹や芍薬が咲き誇る花の名所

【投稿日】2017年06月02日(金)| 北海道発

にしん御殿 小樽貴賓館

JR小樽駅から車で20分、明治から昭和にかけてニシン漁で栄えた祝津にある「旧青山別邸」は祝津(しゅくづ)三大網元のひとりであった、青山政吉氏とその娘によって大正12年(1923)に建築され、敷地面積は約1500坪、緑豊かな庭に木造2階建て・建坪190坪と、当時では考えられないほど贅沢な別荘でした。



家屋の中にはそれぞて趣の異なる6~15畳の部屋が18室。

中でも島崎柳鴻(しまざきりゅうう)の水墨画「八仙人」が13枚の襖に描かれた「八仙人の間」は圧巻です。現在「旧青山別邸」は北海道を代表する美術豪邸の観覧施設となっており、有料で見学が可能。平成22年(2010)には、国の登録有形文化財にも指定されています。




同じ敷地内には、北海道ゆかりの日本画家による豪華な天井画などが楽しめる煌びやかな「貴賓館」が。1階には四季折々の中庭を眺めながら、ゆっくりと食事ができるレストランもあります。名物であるニシンの甘露煮を使ったメニューをはじめ、新鮮な海の幸を取り入れた上品な和食を味わって。



小樽貴賓館は桜や梅、ツツジなど中庭で咲き乱れる季節の花々も魅力のひとつ。毎年5月下旬~7月上旬には「牡丹・芍薬まつり」も開催され、約700株もの牡丹と芍薬を眺められるので、この時期をめがけて小樽へ足を向けるのもおすすめです。

■にしん御殿 小樽貴賓館(旧青山別邸)
【住所】北海道小樽市祝津3-63
【交通アクセス】札幌中心部から札樽道経由で車60分
       JR小樽駅から車で20分・中央バス小樽水族館行利用で20分
【営業時間】
旧青山別邸/4月~10月:9時~17時、11月~3月:9時~16時※最終受付各30分前
レストラン/4月~10月:10時~17時、11月~3月:10時~16時※Lo.食事14:30 喫茶 30分前
【定休日】1月1日~7日(レストランは12月26日~1月7日)
【旧青山別邸観覧料金】
    中学生以上1100円、小学生550円、未就学児無料
【電話】0134-24-0024(小樽貴賓館)
【公式サイト】http://www.otaru-kihinkan.jp/index.html

【投稿日】2017年06月02日(金)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×