小樽運河ターミナル/小樽
【投稿日】2013年11月26日(火)| 北海道発
三菱銀行小樽支店として建てられた欧風の建物

北のウォール街と呼ばれた地区の中心に位置する「旧三菱銀行小樽支店」。大正11年(1922)に設立されたギリシャ・ローマ建築風の4階建ての施設で、建築当初は外壁に煉瓦色のタイルが張られていたが、昭和12年(1937)に現在の色調に。ギリシャ・ローマ建築様式を表すよう、1階の正面部分には6本の半円柱が並んでいる。
小樽市より歴史的建造物に指定され、平成18年(2006)から商業施設とバス乗り場を兼ね備えた「小樽運河ターミナル」として活用されている。1階には小樽らしいショップで1966年創業の洋菓子の老舗「あまとう小樽運河店」では看板商品のクリームぜんざいなど、道産素材にこだわる「桑田屋本店」ではパンとまんじゅうを掛け合わせた「ぱんじゅう」を販売している。イートインコーナーもあり、休憩がてら各店のスイーツを味わうことが可能だ。さらに手作りオルゴールの販売店「海鳴楼」 を併設。およそ400曲の海鳴楼ブランドのオルゴールが揃う。
【住所】北海道小樽市色内1-1-12
【交通】JR:函館本線小樽駅から徒歩約1分
【駐車場】あり
【営業時間】夏季9時~20時、冬季9時~19時※イベント開催時は延長されることも
【投稿日】2013年11月26日(火)【投稿者】たびらい編集部