純の番屋|「北の国から2002遺言」の番屋を再現した羅臼の観光スポット
【投稿日】2013年11月20日(水)| 北海道発

富良野と並んで羅臼が主要な舞台となった「北の国から2002遺言」は、北海道在住の倉本聰氏脚本によるフジテレビの人気テレビドラマ「北の国から」シリーズの最終話。放送終了後から、北の国からのファンが羅臼を訪れ、ロケ地巡りが羅臼の新しい観光コースとなっています。「純の番屋」は、ロケに使われていた小屋へのアクセスが住民の敷地を通っているため、観光用に復元されたレプリカです。
番屋とは漁民が浜につくる作業場と宿泊場所が一緒になった小屋のこと。北海道のニシン漁が盛んであった時代には、各地の浜にニシンの大群が押し寄せるさまを見張るための番屋が設けられました。中でも大網元の豪壮な住居兼作業場はニシン御殿と呼ばれたそう。羅臼では、昆布漁の最盛期となる夏には船でしか行けない場所にある番屋に家族で移り住み、昆布漁を行っていた歴史もあります。
現在この番屋は食事どころとなっており、羅臼の新鮮な海の幸を素材にした料理を提供しています。また「道の駅知床らうす」の2階展望室では、ロケの風景やパネル展を設置。北の国からのBGMを聴きながら鑑賞できますよ。また、倉本聡氏がプロデュースした富良野と羅臼を結ぶ「北の国からパスポート」では、ロケマップとパスポートが用意されており、ロケ地を巡り記念スタンプが集められます。
【投稿日】2013年11月20日(水)【投稿者】たびらい編集部