1. 測量山展望台/室蘭市

測量山展望台/室蘭市

【投稿日】2015年10月15日(木)| 北海道発

室蘭を一望するビューポイント

展望台のライトアップ

測量山は、明治5年、札幌本道をつくる時に、当時の陸地測量道路建築長の米国人・ワーフィールドがこの山に登り、道路計画などの見当をつけたことから「見当山」と呼ばれ、後に「測量山」に改められた。

標高199.6メートルとあまり高い山ではないが、頂上からの展望は360°のパノラマ、室蘭市街や室蘭港、白鳥大橋、太平洋を見渡せ、天気が良ければ有珠山や遠く羊蹄山、駒ヶ岳など、内浦湾沿いにそびえる山々も見える。

測量山を含む周辺一帯は「測量山緑地」として室蘭市民に親しまれ、野鳥の宝庫でもある。山頂には室蘭八景の一つに選定されている測量山展望台があり、室蘭港、室蘭の工場群、白鳥大橋のライトアップなど、室蘭を代表する夜景の数々を堪能できる人気スポットだ。展望台の他、唐松平には野外ステージ、199人テーブル・ベンチ、シンボルツリーのハルニレ、さわやかトイレなどを整備されている。

また市民団体・室蘭ルネッサンスにより測量山自体のライトアップが25年以上に渡り続いており、「室蘭希望の灯」と呼ばれている。このライトアップは昭和63年(1988)7月に開催された「むろらん港まつり」に併せて、北海道電力室蘭支店が行った測量山ライトアップがきっかけ。祭り期間が終了すると他の都市へ移設される予定だったが、市民の願いから継続されている。室蘭ルネッサンスがその設備を引き受け、自然豊かな測量山の動物達に配慮し光量を抑え、点灯時間も限ったライトアップを続けている。


【住所】北海道室蘭市清水町
【交通】車:札幌中心部から約1時間50分(道央自動車道 室蘭IC経由)
JR:室蘭本線室蘭駅から測量山方面へ約10分(4キロ)
【駐車場】無料
【問い合わせ】0143-23-0102/室蘭観光協会
【備考】URL http://www.muro-kanko.com/index.html

【投稿日】2015年10月15日(木)【投稿者】たびらい編集部

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