姫沼/利尻
【投稿日】2013年10月12日(土)| 北海道発
逆さ利尻富士が映る原生林に囲まれた沼

大正6年(1917)に、点在する小さな沼と湧き水を利用して湧水をせきとめてつくられた人造湖。ヒメマスを放流したことから「姫沼」と名付けられた。豊かな原生林に囲まれた周囲1キロほどの静かな沼は、歩いて20分ほどで沼の周りの姫沼探勝路を一周することができる。駐車場までは山道のため車で訪れると便利だ。
姫沼入り口から舗装道路を登るとある展望台からの眺望は、利尻富士と呼ばれる利尻山はもちろんペシ岬や礼文(れぶん)島、果てはサハリンまでを眺めることができる。駐車場から探勝路までは歩いてすぐの場所にあり、水の音を聞きながら吊り橋・想い出橋を渡り沼へ出ると、晴れていて風で湖面も揺らいでいない日には、「逆さ富士」が映る。
周囲は散策路もあり、森の音を聞きながらの散歩もできる。姫沼の回遊路から北麓野営場に至る「ポン山姫沼探勝路」のウォーキングコースはなかなかハード。それなりの準備をしてからチャレンジすることをおすすめする。「ポン」はアイヌ語で「小さい」という意味。大ポン山は標高444メートル、約1万年前に作られた利尻山と同じ火山だ。
【住所】北海道利尻郡利尻富士町
【交通】フェリー:鴛泊港フェリーターミナルから車で約10分
【駐車場】あり(無料)
【営業】通年
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【投稿日】2013年10月12日(土)【投稿者】たびらい編集部