平成25年(2013)グッドデザイン賞受賞! 乗りやすく、洗練されたデザイン

札幌市が運営する路面電車(札幌市電)で、最も新しいのが、新型低床車両「ポラリス」だ。白と黒を基調とした外観は、ほかの車両とは全く違う洗練された雰囲気。これは、札幌の街の「先進性」や爽やかな気候風土をイメージしたもの。車内に一歩足を踏み入れると、道産木材をふんだんに生かした温もりある空間が広がり、どこかほっとできる。
地面から床面までの高さを約50センチメートル低くし、乗り降りのしやすさにも配慮。車内の床は段差を無くし、車いすやベビーカーの移動がスムーズなのも安心だ。
定員は約2割増の71人。窓も大きく、車窓からの眺めもより楽しめる。車両33台のうち、ポラリスは3台。ぜひ乗って、新感覚の路面電車体験を楽しんでほしい。