大雪旭岳源水/上川
【投稿日】2013年09月26日(木)| 北海道発
「平成の名水百選」にも選定されている大雪旭岳源水

大雪山国立公園の麓にある東川町は、全国的にも珍しい、北海道でも唯一の、上水道の無い町。その秘密は、大雪山国立公園に連なる山々に降った雪や雨が長い年月をかけてゆっくりと地中深くにしみ込み、ゆっくりと湧き出る銘水、大雪旭岳源水がゆっくりと東川町へ大切に運ばれてくるからだ。
大雪山麓の天人峡と旭岳の分岐点近くにある大雪旭岳源水は、誰でも自由に取水できるようになっている。木道の約300メートル先にある豪快に湧き出る源泉と駐車場にある源泉から引水している源水岩でくみ取ることができる。いずれも大雪山旭岳の雪解け水が、自然の天然フィルターで長い年月をかけて浸透し作られた水が初めて湧き出る場所。
水質は硬質で、環境省が選定する「平成の名水百選」にも選定されている。体内のナトリウム量の調節に役立ち健康維持機能があるとされるカリウムを多く含んでいるのが特徴。ミネラルが豊富にバランスよく含まれ、毎分約4600リットルもの水が日々湧き出ている。水温も約7度と1年を通して一定で、冷たく飲みやすい。
【住所】北海道上川郡東川町ノカナン
【交通】JR旭川駅から車で約1時間
【問い合わせ】0166-82-2111/東川町役場
【駐車場】無料 ※冬期間は源泉取水場利用不可(駐車場横の「大雪旭岳源水岩」取水場は利用可能)
【投稿日】2013年09月26日(木)【投稿者】たびらい編集部