札幌市時計台内からの景色
【投稿日】2013年09月24日(火)| 北海道発
人の手で作られた温かみのある空間

北海道大学の前身である札幌農学校の演武場として建てられた「札幌市時計台」は、平成25年(2013)に創建135周年を迎えた。国の重要文化財として修復工事は、当初の部材を極力残しながら傷んだ部分を交換。一番の見どころとなる塔時計は明治時代のもので、2階ホールの柱や床の木材も、キズや汚れが目立つ部分を裏返して使用している。
レトロな雰囲気を味わえるものとして注目してほしいのが窓ガラスだ。創建当時のものではないが、昔のガラスは現在のもののように完全に平らではないため、簡単に見分けられる。ガラス越しに屋外を眺め、景色が歪んで見えるものが昔のガラス。厚めで微妙な凸凹や、気泡が入っているものもあり、手作りの温かみを感じられる。
【住所】北海道札幌市中央区北1条西2丁目
【交通】JR:札幌駅南出口から徒歩約10分
地下鉄:大通駅市役所側出口から徒歩約5分
【駐車場】なし
【料金】観覧料 大人200円、中学生以下無料(生徒手帳提示必要)、団体180円(20人以上)
【時間】開館時間 8時45分~17時10分(入館は17時まで)
【休館日】年末年始(12月29日~1月3日)、第4月曜日(第4月曜日が祝日の場合は翌日※5~10月、12月は開館)
【公式HP】URL http://sapporoshi-tokeidai.jp/
【投稿日】2013年09月24日(火)【投稿者】たびらい編集部