映画「北の零年」/夕張
【投稿日】2013年09月22日(日)| 北海道発
夕張の広大な大地を舞台にクランクイン

吉永小百合、渡辺謙、豊川悦司、柳葉敏郎など、そうそうたる俳優がキャストに集結し、平成17年(2005)に放映された映画「北の零年」。第29回日本アカデミー賞を総なめにした作品だ。
あらすじは明治初期に徳島藩・淡路島の稲田家が庚午事変の処分で北海道静内への移住を命じられたことからはじまる。当初は静内の地を開梱すれば稲田家の領地となると政府から伝えられていたものの、廃藩置県により移住命令が反故となり、事態は暗転。北海道の大自然をバックに稲田家とアイヌとの心の交流と懸命に生き抜く人々を描いた感動巨編である。
ロケ地は北海道各地。特に夕張市は数々のロケセットが組まれロケ地の中心となった。映像の中の厳しい冬のシーンはそのまま夕張の気候だ。主なロケ地としては「真谷地炭鉱露天掘り跡地」や「シューパロ湖」。また、現在は休館中でセットを観ることができないが、吉永小百合の北の零年のロケセットを保存してもらいたいとの強い希望によって、セットの一部が石炭博物館公園内に「北の零年希望の杜館」が建てられて保存されている。
■真谷地炭鉱露天掘り跡地
【住所】北海道夕張市真谷地 地図
【交通】JR:石勝線沼ノ沢駅より夕鉄バス沼ノ沢駅前から真谷地下車、徒歩約10分
車:札幌中心部から約1時間20分(道東自動車道 夕張IC経由)
【駐車場】あり / 無料
【料金】無料
■シューパロ湖
【住所】北海道夕張市鹿島明石町 地図
【交通】JR石勝線清水沢駅から車で約15分
【駐車場】なし
【料金】無料
■希望の杜
【住所】北海道夕張市高松7番地 石炭の歴史村公園内 地図
【交通】JR:石勝線夕張駅から車で約5分
【駐車場】あり / 無料
【料金】※現在休館中
【投稿日】2013年09月22日(日)【投稿者】たびらい編集部