映画「Little DJ」/函館
【投稿日】2013年09月20日(金)| 北海道発
函館を舞台にした小さな恋の物語

少年と少女の淡い恋物語を描いた映画「Little DJ~小さな恋の物語」。世界各国放浪の旅を経て、紀行作家となった鬼塚忠が執筆した小説の映画化作品だ。平成19年(2007)小説の出版とほぼ同時期に放映された。
FM局のディレクター海乃たまき(広末涼子)は担当していたラジオの打ち切りを告げられ失意の念にかられていた。そんなとき、ラジオから流れてきたのはキャンディーズの「年下の男の子」。それは、ラジオの楽しさを教えてくれた高野太郎との思い出の曲だった。
高野は野球少年だったが、病から入院生活を送ることになった。退屈な病院の中での唯一の楽しみがラジオ。野球ができないストレスを抱え悶々とした日々を送っていた高野に担当医である高崎雄二(原田芳雄)がラジオDJをやらせ、その番組を院内で放送することを提案した。高野は病院の人気者になり、病も徐々に回復し一般病棟に移されたときに出会ったのがたまきだった。二人は徐々に打ち解け互いに淡い恋心を抱くが、たまきは退院し病院をあとにする。それから高野は気力がなくなりDJも辞めてしまう。そんなあるとき、突然たまきが高野を見舞いに訪れるといったあらすじ。
このロケ地となるのが函館市。舞台となる病院は「函館市立南芽部病院」で、2人の思い出となる地が「函館山御殿山第二砲台跡」だ。他にも函館市船見町の「外国人墓地」や函館市青柳町の「函館市公民館」もシーンに登場する。
■函館市立南芽部病院
【住所】北海道函館市安浦町92番地 地図
【交通】JR:函館本線鹿部駅から車で約30分
【駐車場】あり / 無料(20台)
■函館山御殿山第二砲台跡
【住所】北海道函館市函館山 地図
【交通】函館山ロープウェイ山頂駅下車、徒歩10分
【駐車場】なし
【料金】無料(ロープウェイ往復 大人1200円、小人600円)
■外人墓地
【住所】北海道函館市船見町23 地図
【交通】バス:函館バス船見町前行き 終点下車、徒歩3分
飛行機:函館空港から車で約30分
市電:大町駅から徒歩約20分/函館どつく前駅から徒歩約10分
【駐車場】なし
【利用料金】無料
■函館市公民館
【住所】北海道函館市青柳町12-17 地図
【交通】市電:宝来町電停より徒歩約7分
【駐車場】あり / 無料(3台)
【開館時間】9時~21時
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日も休館)、国民の休日、年末年始(12月29日~1月3日)
【投稿日】2013年09月20日(金)【投稿者】たびらい編集部