1. クレマチス

クレマチス

【投稿日】2013年08月30日(金)| 北海道発

日本から海外に伝えられた和魂洋才の植物

クレマチス

クレマチスという花はもともと日本の花が海外にわたり、日本に再び姿を変えて戻ってきたものだ。日本で古来より親しまれていた「カザグルマ」や「テッセン」が元になっており、これらがかつて海を渡り、ヨーロッパに伝えられ、他種との交配を重ねられて再び日本に戻ってきた。和魂洋才の花である。

クレマチスはつる性植物で「つる性植物の女王」の異名を持つ。花言葉は「心の美しさ、高潔、喜び」。紫がかったピンクや青紫の花を5月から10月にかけて咲かせる。観賞用やガーデニング用として人気が高く、イングリッシュガーデンでは主役になるほど。また寒冷地でも強く、戸外越冬も可能で道内でもガーデニングに欠かすことのできない植物だ。家の庭先はもちろん、カフェやレストラン外観などのレイアウトとしてもニーズが高い。

釣鐘型、チューリップ咲き、一重咲き、万重咲き、八重咲きなど、花のバリエーションは非常に多く、これまでなんと2000種を超える品種が誕生してきた。クレマチスの品種だけでもかなり凝ったガーデニングを楽しめるだろう。

【投稿日】2013年08月30日(金)【投稿者】たびらい編集部

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