映画「天国の本屋~花火~」/天塩
【投稿日】2013年08月30日(金)| 北海道発
天国と地上を結ぶ一本道

平成16年(2004)に配給され原作のよさ、竹内結子の一人二役の名演技、名俳優の故・原田芳雄の存在感などで話題と感動を呼んだ映画「天国の本屋~花火~」。書籍の映画化だが、本として出版された当時は売れ行きがよくなかったという。しかし、岩手で本屋を営む店長が感動し、独自に宣伝を行った。その後ベストセラーになり映画化に至る。
物語の舞台は天国。実際のロケ地として北海道が選ばれた。監督の篠原哲雄氏は初めから天国イコール北海道とイメージして決めていたらしい。撮影は天塩町で行われた。
天塩町は北海道北部、稚内の南部の位置する地区。西側は海に面しており、シジミの産地として有名だ。ロケ地として特にここだという名所が撮影されているわけではないため見つけにくいが、作中でも重要な位置を占める天国と地上を結ぶ1本道などを見ることができる。農道だが本当にきれいな1本道で撮影された。
【住所】北海道天塩郡天塩町
【交通】車:札幌中心部から約3時間50分(道央自動車道 深川JCT→オロロンライン経由)
【問い合わせ】01632-2-1001/天塩町企画商工課
【投稿日】2013年08月30日(金)【投稿者】たびらい編集部