後藤純男美術館/富良野
【投稿日】2013年08月27日(火)| 北海道発
後藤純男氏の大作が展示され、レストランも併設されている

日本画家の後藤純男氏は、日本美術院展覧会に22歳で初入選を果たし、内閣総理大臣賞の受賞や旭日小綬章の受章、東京藝術大学美術学部の教授を務めるなどの功績を持つ。北海道に魅せられた後藤氏は上富良野にアトリエを構え、平成9年(1997)に後藤純男美術館が開館された。平成14年(2002)に展示室を広げ、2Fにはレストラン「ふらのグリル」もでき、富良野の新しい観光名所となった。
1Fには6つの展示室があり、四季の花々や富士山、北海道を描いた作品、ヨーロッパの作品など130点もの色鮮やかでダイナミックな作品が展示されている。中でも中国を描いた雲海黄山雨晴(うんかいこうざんうせい)は、横幅14メートルもある超大作だ。ミュージアムショップには、画集やポストカード、色紙、一筆箋などが販売されている。
2Fにはアトリエ(非公開)と資料室、レストラン「ふらのグリル」がある。このレストランには十勝岳展望テラスがあり、目の前に広がる十勝岳連峰を眺めながら、地元の新鮮素材を使った料理が楽しめる。
「かみふらのポークのとろとろ煮」は、とろとろに煮込んだ豚バラ肉が柔らかく口の中でとろけるほどおいしい人気メニューである。他にも地元の野菜を使った「かみふらのポークの焼きチーズカレー」やピザもおすすめだ。
【投稿日】2013年08月27日(火)【投稿者】たびらい編集部