1. 洞爺湖ビジターセンター|映像やパネルで、火山がもっと身近に

洞爺湖ビジターセンター|映像やパネルで、火山がもっと身近に

【投稿日】2018年08月09日(木)| 北海道発

地域の自然に親しむための施設

洞爺湖ビジターセンター

洞爺湖のすぐ近くにある洞爺湖ビジターセンターは、洞爺湖と有珠山、そしてエコミュージアム構想が進む洞爺湖周辺地域を対象に情報の提供や展示を行っている施設です。隣には有珠山の火山活動を映像や解説、体験装置などで紹介する火山科学館も併設しています。

1階には洞爺湖の1200分の1の空中写真が中央に広がっており、2階は回廊式の広々とした空間となっています。展示テーマは、洞爺湖周辺のフィールドを楽しむ方法を紹介した「フィールドインフォメーション」、洞爺湖や有珠山の特徴、火山活動に関係深い「洞爺湖のなりたち」、洞爺湖に生きる動植物を紹介する「洞爺湖の自然」の3つからの構成です。

洞爺湖の空中写真のそばには、昭和52年(1977)8月に発生した有珠山噴火の噴煙の写真を洞爺湖と同じ1200分の1の縮尺で表し、三角形のタワーに仕立てたビジターセンターのシンボルである「グラフィックタワー」がそびえ立っています。天井まで突き抜けるタワーの高さは約10メートル。映された噴煙の高さは1万2000メートルなので、同じ縮尺の人間は約1ミリ。グラフィックタワー背後の壁面には「洞爺湖と有珠山のなりたち」、「有珠山のすがた」のパネル展示があり、洞爺湖と有珠山の誕生からその地形についてイラストや地図、写真などで解説されています。

他にもグラフィックタワーの先端部分が見える2階の回廊の壁面には、「火山のメカニズム」、「有珠山の火山活動」、「歴史時代の有珠山噴火」と並ぶパネル展示があり、火山活動の基礎から有珠山について解説。2階「展望コーナー」では、北側からは洞爺湖、南側からは金比羅山の山腹に広がる2000年噴火災害の遺構「金比羅災害遺構」を眺めることができます。

【住所】北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142-5
【交通アクセス】車:札幌中心部から約2時間(国道230号経由)
【駐車場】あり 無料
【料金】無料

【投稿日】2018年08月09日(木)【投稿者】たびらい編集部

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