おんね湯温泉
【投稿日】2013年07月24日(水)| 北海道発
「源泉100%かけ流しの美白の湯」温根湯温泉

温根湯(おんねゆ)温泉は、北見市留辺蘂(るべしべ)町にある温泉だ。道東と旭川を結ぶ国道39号沿いにあり、無加川の清流をはさんで旅館やホテルが軒を連ねる。北見市からは23キロ、旭川市からだと136キロ、女満別空港からだと55キロほど、そして知床(斜里町)からは107キロの場所にある。
「北見地方の奥座敷」とも呼ばれ、地元の利用者や、観光客を中心に湯治客などの利用も多い。単純硫黄泉、泉温は42度~49度、無色透明。神経痛、皮膚病に効くと言われている。温泉の成分により、石鹸の泡が立たないのが特徴。また、洗濯物も白くなったと伝えられる「美白の湯」としても有名で、近年は「源泉100%かけ流しの美白の湯の温泉郷」としてPRが強化され、足湯や手湯も設置された。温根湯の名称は、アイヌ語の「オンネ」(大きな)、「ユ」(お湯)に由来しており、湯量が多いことを物語っている。
もともと、アイヌ民族が狩猟の際に、この地に自然に湧出していた温泉を利用していたが、開湯は明治32年(1899)。100年以上の歴史ある名湯であり、歴史の浅い北海道の温泉地の中では老舗のような存在だ。温根湯温泉郷は北見バスターミナルからバスで約1時間、「留辺蘂駅」からバスで約20分。
宿泊施設は、老舗の大江本家、温根湯ホテル 四季平安の館、天然温泉 ホテル つつじ荘。どの宿も、日帰り入浴を楽しむことができる。
【住所】北海道北見市留辺蘂町温根湯温泉
【交通】車:札幌中心部から約3時間30分(道央自動車道利用 札幌市内IC→比布JCT経由)
飛行機:女満別空港より車で約1時間
【駐車場】各宿泊施設にあり
【投稿日】2013年07月24日(水)【投稿者】たびらい編集部