北湯沢温泉
【投稿日】2013年07月15日(月)| 北海道発
百花繚乱の風景を見せる温泉郷

北湯沢温泉は支笏洞爺国立公園にある温泉郷の一つ。清流の長流川(おさるがわ)が流れる北湯沢温泉地区は、緑色凝灰岩の岩盤が露出した川底になっており「白絹の床」と呼ばれている。また、三段の層をなして流れ落ちる三階滝や、洞爺・ニセコ一帯のパノラマが堪能できるホロホロ山など、北海道でも有数の大自然が残されているところだ。国民保養温泉地に指定され、長流川沿いには大きなホテルや旅館などの宿泊施設が点在している。
豊富な湯量を誇る温泉の泉質は硫黄泉、アルカリ性単純泉。神経痛やリウマチ、皮膚病によいと言われており湯治場としても古くから利用されている。
夏は避暑地としての人気も高く、マイナスイオンあふれる空気と温泉を求めて多くの人が訪れる。近くには大滝総合公園があり、「ノルディックウォーキング」専用コースがある。ウォーキングコースは、膝や腰への負担を軽減するため、コース全面にウッドチップ(木片)が敷き詰められている。森林の中にあるコース途中には、「プチナイアガラの滝」と呼ばれるポイントがあり、利用者を楽しませている。その他にパークゴルフ場もありスポーツを楽しめるエリアだ。
また、北湯沢温泉地区はキノコ料理で有名。秋には「道の駅フォーレスト276」や「きのこ王国」できのこ汁などを味わえる。スポーツと自然を楽しみ、その後に温泉で体の疲れを癒すのはいかがだろう。
【住所】北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町
【交通】車:札幌中心部から車で約1時間50分(道央自動車道利用 中山峠経由、伊達IC)
JR:室蘭本線伊達紋別駅発、道南バス大滝・倶知安行(白絹の床下車・約47分)
【駐車場】あり
【投稿日】2013年07月15日(月)【投稿者】たびらい編集部