1. オロロンライン

オロロンライン

【投稿日】2013年07月14日(日)| 北海道発

幻の大群“ニシン”と“空飛ぶペンギン”がいた、オロロンライン

オロロンライン

天売島の一部にごく少数、繁殖にやってくるハシブトウミガラスの別称が、オロオン鳥。希少な海鳥にちなむ道北エリア西岸の日本海の沿岸域が、オロロンラインだ。人により定義は異なり、積丹も含めたり、道庁の留萌振興局が管轄するエリアを示す人、あるいは北の幌延町や利尻・礼文の離島も含むくくりをオロロンラインと呼ぶ人もいる。観光振興や自治体の枠組みで違いがあるが、旅行者は北海道西岸の国道縦断ルートと考えてよい。

ドライブの時の見どころは、幾つもの眺めのよい展望台から見る遮るもののない景色だ。特に夕陽の美しさは、多くのスポットで自慢している。国内で最北の国指定重要文化財、小平町「旧花田家番屋」の堅牢な建物は、沿線にあるニシン漁の遺構群でもひときわ存在感がある。

「オロロンまっぷ」を片手に、沿岸のスポットを訪ねるのもいいだろう。ルート上の各市町村の観光や食、独自アイテムを盛り込んだ、1市6町1村プラス、天売・焼尻島を手書きした9枚シリーズの地図で、留萌観光連盟が作成。9枚つなげると3メートルの長い地図が完成する。るもい食楽部(くらぶ)ホームページ(http://www.rumoiclub.net/map/index.html)のPDFからの入手か、各観光協会から手に入れることができる。

【住所】北海道石狩市~北海道天塩郡天塩町を結ぶ国道231号線・232号線
【交通】オロロンライン(石狩~手塩まで)走行約4時間30分
※札幌中心部から石狩市(旧厚田村)までは車で約30分
【料金】通行無料
【問い合わせ】0164-42-3871/留萌観光連盟 MAPお問合せ
【備考】URL http://www.rumoiclub.net/map/index.html

・旧花田番屋
【住所】北海道留萌郡小平町鬼鹿広富35-2
【交通】車:札幌中心部から約3時間(オロロンライン利用)
【駐車場】あり(無料)
【料金】大人350円、小人100円(団体割引あり)

【投稿日】2013年07月14日(日)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×