タウシュベツ橋エコツアー 上士幌町・糠平湖に佇む幻の橋を見に行く
【投稿日】2015年02月20日(金)| 北海道発
今、注目を浴びる“タウシュベツ橋梁”を学ぶ旅へ

昭和12年(1937)に建設された旧国鉄士幌線の橋梁。沖縄一県の面積にほぼ等しい、大雪山国立公園の中にある橋だ。JR北海道のフルムーン商品のポスターにも採用されたことがあり、北海道遺産にも認定されている。戦前の産業史や土木史的な観点からも希少な橋だ。
現在はダム湖の中に位置するため、水位の上下と四季が織りなす橋のさまざまな表情を見ようと各地から人が訪れる。長く残したい一方で、橋の劣化が進み有効な対策には大きな費用がかかる。そこで複数のNPO法人が、この観光資源を適正に使いながら維持する活動を行っている。旧士幌線はタウシュベツ橋のほか、大小60ものコンクリートアーチ橋がある。
国道273号には展望台があり遠景は見えるが、近くに行きたい場合は、地元のNPO法人・ひがし大雪自然ガイドセンターの「タウシュベツ橋ツアー」に参加するのがおすすめ。このエコツアーの先鞭をつけた河田充ガイド。NPOの法律ができた頃に学び、地域の賛同者と設立したのが、ひがし大雪ガイドセンターだ。野生動物との遭遇もありうるのが北海道の国立公園。エコツアーで一層自然や歴史を現地の人から直接聞くことができる。
【住所】北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷
【交通】車:札幌中心部から約3時間20分(道央自動車道 音更帯広IC経由)
【駐車場】あり
【備考】タウシュベツ川橋梁までの林道は許可車両以外通行禁止
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【投稿日】2015年02月20日(金)【投稿者】たびらい編集部