美瑛の丘
【投稿日】2013年06月29日(土)| 北海道発
そのほとんどは農家の私有財産

美瑛の丘の特徴は、なだらかな丘陵に織り成す「パッチワークの美」だ。初夏から盛夏の6月上旬から7月下旬には、国内だけではなくアジアをはじめとした世界から多くの旅人が訪れている。
雪が解けて始まる畑起こしから、新緑の春、色彩にあふれる夏、収穫の最盛期の初秋から紅葉の秋、霜が降りる晩秋、そして長い冬。いつ訪れても新鮮な表情を見せてくれる。畑の作物は「輪作」と言って毎年変わる。小麦の穂が揺れていた場所が翌年はビート(砂糖大根)だったり、ジャガイモの紫の花が咲いていたりなど、同じ場所、同じ時期でも年によって違う景色を楽しめる。
しかし、丘は農業を営むのには厄介な地形であることも事実だ。美瑛は大変な畑が多い、北海道でも稀有な場所。代々作業する農家の人々の苦労を丘の景色に重ね合わせて見ると、より印象的に映るだろう。
【住所】北海道上川郡美瑛町
【交通】車:札幌から約2時間30分(道央自動車道利用 札幌IC→旭川鷹栖IC経由)
JR:札幌駅からスーパーカムイ利用旭川駅、富良野線旭川駅→美瑛駅まで約2時間
【駐車場】※パッチワークの路の『ケンとメリーの木』『マイルドセブンの丘』『ぜるぶの丘』などには無料駐車場あり
【料金】無料
【備考】URL http://www.biei-hokkaido.jp/
【投稿日】2013年06月29日(土)【投稿者】たびらい編集部