中札内美術村
【投稿日】2013年06月21日(金)| 北海道発
14万5000平方メートルの広大な敷地

お菓子で有名な六花亭の運営する美術村、「中札内美術村」。北海道十勝地方に位置し、14万5000平方メートルの広大な敷地を有している。柏の木々が茂るまくら木の遊歩道を散策しながらの美術館めぐりを楽しめる。
「小泉淳作美術館」では平成22年(2010)、東大寺に奉納された蓮の襖絵レプリカなど代表作品の他、小泉淳作画伯の真骨頂といえるデッサン(素描)を特集展示。館内では建仁寺「双龍図」制作時の映像も見ることができる。
相原求一朗画伯は30数年にわたって北海道を題材にした絵を描いた洋画家。「相原求一朗美術館」には北海道の名峰を描いた「北の十名山」などの作品が展示されている。ここはかつて銭湯として使われており、歴史ある建物での展示となっている。
他にも、自画像コンクール「二十歳の輪郭」などの企画展やクラシック音楽の演奏会も行われる「北の大地美術館」や、帯広出身で現在ローマとニューヨークで制作活動を行っている彫刻家・板東優氏が作成した石膏像(鑞型鋳造像の原型)が立ち並ぶ「夢想館」にも多くの人が訪れる。また、地元の農産物を使用した四季折々の家庭料理、デザートを楽しむことのできる「レストラン・ポロシリ」も。晴れた日には屋外のテラスで食事しても気持ちが良い。建物もレトロな雰囲気で、趣がある。
【住所】北海道河西郡中札内村栄東5線172−1
【交通】JR:根室本線帯広駅から十勝バス更別経由、大樹・広尾行き、中札内美術館村前下車すぐ
【駐車場】無料
【料金】各美術館ごとに観覧料必要/全館共通券 大人1200円、小人800円
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【投稿日】2013年06月21日(金)【投稿者】たびらい編集部