北海道発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
エリア
キーワード
【投稿日】2018年05月09日(水)| 北海道発
平成27年(2015)4月に開館した「北海道博物館」は、これまであった北海道開拓記念館と道立アイヌ民族文化研究センターの2施設を統合して新たに開設された道立の博物館。“森のちゃれんが”という愛称でも知られ、北海道の自然や歴史、アイヌ民族の文化、本州から渡ってきた移住者のくらしなどを資料展示や模型などで垣間見ることができる場所です。札幌中心部から車で約45分という立地の良さをはじめ、年間を通して様々なイベントや特別展などが開催されていることから子ども連れにも人気があります。館内は順路に沿って進むことで“北海道”を深く知ることができますが、テーマごとに5つのエリアに分かれているので、自分が行きたい場所から訪れても分かりやすいようになっています。展示室に入ってすぐの場所にあるのが、「プロローグ 北と南の出会い」。ここでは、床にひろがる衛星写真と映像を通して北海道がどんな場所なのかを知ることができます。北にはナウマンゾウのレプリカが、南にはマンモスゾウのレプリカが飾られており、これはそれぞれがどこから来たかを現しているというワケです。ちなみに、マンモスゾウの下は通り抜けられるようになっていますよ。この後に向かう「第1テーマ 北海道120万年物語」では、約120万年前~開拓が始まる19世紀終盤まで北海道とそこで生活していた人々の歩みを紹介。マンモスの歯の化石に触れたり、巨大な牙と記念撮影できるコーナーなどがあります。▲「第2テーマ アイヌ文化の世界」では、日本の先住民族「アイヌ民族」にまつわる展示が行われています。アイヌ民族の昔の住居や道具、楽器、歌などが幅広く紹介。楽器に触れて音を出せる体験型の展示もありますよ。「第3テーマ 北海道らしさの秘密」は北海道ならではの景色、海や大地の恵みを活かした名産品の数々などを学ぶことができます。北海道の寒い冬を生き抜くための先人たちの知恵も知ることができるほか、鉄道の等身大ジオラマもあり、見応えがあります!つづく「第4テーマ わたしたちの時代へ」まで来ると、現代に近くなってきます。ここは20世紀初頭から現代を舞台にしているため、クラシックカーや懐かしの黒電話、レトロな家電などを展示。現代とはいえ、今の子どもたちにとっては初めて見るものばかりかもしれませんね。▲最後は「第5テーマ 生き物たちの北海道」へ。北海道を語るうえで、動物や生き物たちも外せません。北海道の自然の姿と生き物の繋がりについて、そして人と自然との関係が学べる展示が行われています。また、ここで人気なのが食物連鎖を学べる仕掛け「どんぐりコロコロ」。どんぐり代わりの木の玉を転がすと、その先でリスに隠されたり、川に落ちたり、ヒグマに食べられたりする結構大がかりなコーナーです。これには子どもも喜ぶこと間違いなし! とっても楽しいので、ぜひ大人もチャレンジしてみてください。このほか、総合展示室内の7カ所で資料や話題を定期的に入れ替えて行う「クローズアップ展示」、いろいろな体験ができる道具や標本などの教材をセットにした約40種類の“はっけんキット”で遊べる「はっけん広場」などがあります。館内は見るところ、遊ぶところが充実しているので1日があっという間。週末やゴールデンウィーク、夏休みは来館者が多く混雑することもあるので、午前中から訪れるのがおすすめ。また近隣には、明治~昭和初期の北海道内各地の歴史的建造物を移築復元した「北海道開拓の村」もあるので、北海道好きな人やディープな北海道を知りたいという旅行者にもイチオシですよ!■北海道博物館【住所】北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2【交通アクセス】JR新札幌駅・地下鉄新さっぽろ駅からバスで約15分、JR森林公園駅からバスで約5分【駐車場】あり(無料) 【営業時間】9時30分~17時(10月から4月は~16時30分)※入館は閉館の30分前まで【休館日】月曜日(祝日・振り替え休日の場合は翌平日)、年末年始※このほか臨時休館あり【料金】大人600円、高校・大学生300円(高校生は土曜日・こどもの日・文化の日は無料)、中学生以下と65歳以上は無料※上記料金は消費税込み、特別展の観覧は別料金【問い合わせ(TEL)】011-898-0466(総合案内)【公式サイト】http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/
【投稿日】2018年05月09日(水)【投稿者】たびらい編集部
関連タグ
”ローカル旅行”の楽しみ方を見つけて、比べて、予約できる旅行サイトです。
たびらいの予約サービスが人気の理由⇒
北海道の旬な観光情報を現地からお届け
たびらい北海道