北海道立真駒内公園/札幌
【投稿日】2013年06月14日(金)| 北海道発
北海道酪農発祥の地

北海道立真駒内公園は、札幌市の中心部から南に約8キロ、豊平川と真駒内川の合流点に位置する「北海道酪農発祥の地」として知られた地域にある。公園は南北1.7キロ、東西0.7キロ、面積85ヘクタールのほぼ平坦な地形。豊平川と合流する真駒内川が園内を流れ、西南の丘陵部には自然林が広がる公園だ。
公園の造成は昭和42年(1967)に明治百年記念森林公園として始められた。札幌オリンピック冬季大会の競技施設の整備と併行して進められ、昭和49年(1974)に完成、昭和50年(1975)8月から一般に開放された。現在、公園内には約1万3200本(針葉樹3800本・広葉樹7300本・灌木2100本)の樹木があり、それとは別に自然木5万本もある。そのうち25本が推定樹齢135年以上の樹木と確認され、樹種プレートが幹に取り付けられている。
野鳥も数多く観察することができ、マガモ、ヤマガラ、ヤマセミ、オシドリなどを見られる。春にはエゾヤマサクラ、ヤエザクラ合わせて700本以上が咲き、お花見の時期には多くの人でにぎわう。また、都市公園に自生するものとしては最大級といわれるカタクリの花は、毎年5月上旬に斜面いっぱいに広がる。
延長距離約10キロの園路は散歩やジョギンング、マラソン、ウォーキング、ノルディックウォーキング、自転車の選手や愛好家が、そして冬は歩くスキーを楽しむ人がいる。朝のラジオ体操、各学校や近隣の保育園や幼稚園の遠足、バードウォッチングの場として幼児から年配まで楽しめる公園だ。
【住所】北海道札幌市南区真駒内公園3-1
【交通】市営地下鉄:南北線真駒内駅からじょうてつバス山水団地前行きで6分、真駒内競技場下車すぐ
【駐車場】あり / 無料※4月29日~11月3日の土・日・祝のみ1日320円
【料金】無料
【投稿日】2013年06月14日(金)【投稿者】たびらい編集部