1. 北海道指定天然記念物「羅臼間歇泉」

北海道指定天然記念物「羅臼間歇泉」

【投稿日】2013年05月28日(火)| 北海道発

運試し気分で行ってみよう

勢いよく噴き出す間欠泉の様子

知床には北海道の天然記念物に指定されている間欠泉がある。それが羅臼間欠泉だ。この間欠泉は羅臼町市街地から知床方面へ3キロほど進んだところにある。昭和37年(1962)に温泉ボーリング中に噴出し、当時は1時間おきに約15メートルもの高さに噴出するものと15分おきに約10メートルの高さに噴出するものの2本があった。ボーリング管の中に溜まっている地下水が非常に高い地熱によって温められることにより、沸騰したものが噴き出してくるのだ。

間欠泉は寿命が短いため、全国でも数が少ないと言われている。この間欠泉も平成20年(2008)を最期に一時期噴出が途絶えていたが、平成22年(2010)に再び噴出をはじめ、見事に復活を果たした。現在では45分~2時間ほどの間隔で噴出している。時間の幅は大きいが、運がよければ着いてすぐに地面から噴き出してくる姿を見ることができるので、運試し気分で見に行くのもおもしろい。

時間の間隔は羅臼ビジターセンターに問い合わせると教えてくれる。冬には雪がたくさん積もるため、スノーシューが必須。間欠泉の観光に限り羅臼ビジターセンターにて無料で借りることができるので、冬場に訪れる際には利用するのがおすすめだ。間欠泉の入り口にはノートが置いてあり、間欠泉の噴出を目撃できた人が時刻を記入しているので、チェックしてみるといいだろう。

【住所】北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢
【交通】車:札幌中心部から約6時間30分(道央自動車道 札幌IC→丸瀬布IC経由)
    飛行機:中標津空港から約1時間(国道335号経由)
    ※羅臼ビジターセンターから徒歩約3分
【駐車場】あり(無料) ※冬季通行困難
【問い合わせ】0153-87-2828/羅臼ビジターセンター
【料金】無料

【投稿日】2013年05月28日(火)【投稿者】たびらい編集部

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