知床半島
【投稿日】2013年05月27日(月)| 北海道発
魅力あふれる知床

世界自然遺産に登録された「知床」。道東の北方領土に面するエリアにある2つの半島のうち大きな方「知床半島」と言い、この半島全体のことを指す。一括りにされることが多いが、知床連山を挟んで南東の「羅臼」エリアと、北西の「ウトロ」エリアに分かれており見られる風景が全く違うのだ。
羅臼側の海岸線からは北方領土の国後島が間近に見え、映画やドラマのロケ地が多い。朝日の名所としても知られており、羅臼昆布やウニ丼、最近では深層海洋水が有名だ。ウトロ側の海岸線は断崖絶壁の切り立つオホーツク海が望むことが出来る。知床五湖、フレペの滝などの観光地や夕陽の名所が多い。
知床の最大の魅力は青く澄み透るオホーツクの海や、知床連山の山並みのような豊かな自然。そして、そこに生きるヒグマやキタキツネをはじめとする野生動物だ。食物連鎖の絶えることのない命の営みが、この知床という土地を守っているのだ。しかし、この知床でも最近はゴミ問題や植物の生息地の破壊などが起きている。この土地を訪れる時は、自然を守るためにもマナーを守って楽しんでほしい。
【住所】北海道斜里郡斜里町、北海道目梨郡羅臼町
【交通】車:札幌から約6時間(道央自動車道 札幌IC→旭川紋別道丸瀬布IC経由)
JR:釧網本線知床斜里駅から斜里バス運行の路線バスあり
・知床五湖
【住所】北海道斜里郡斜里町遠音別村(知床国立公園内)
【交通】車:札幌から約6時間20分(道央自動車道 札幌IC→旭川紋別道丸瀬布IC経由)
JR:釧網本線知床斜里駅から車で約1時間※斜里バス運行の路線バスもあり
【駐車場】普通車410円、マイクロバス820円、オートバイ100円
【料金】高架木道は通行無料/地上遊歩道は、期間により植生保護・ヒグマへの基礎知識のレクチャーを受ける検定料やガイド料金が必要
【備考】URL http://www.goko.go.jp/index.html
【投稿日】2013年05月27日(月)【投稿者】たびらい編集部