1. 知床羅臼八景「羅臼岳」

知床羅臼八景「羅臼岳」

【投稿日】2013年05月27日(月)| 北海道発

知床連山の最高峰

悠々とそびえたつ羅臼岳

背骨のように山々が連なり、「魚の城下町」とも呼ばれる羅臼町と斜里町の間を二分している大山脈が知床連山である。その中でも標高1660メートルを誇り、知床連山の最高峰で別名「知床富士」とも呼ばれているのが羅臼岳。世界遺産に登録され、人気の観光スポットとなった知床半島の何処からでもその姿を望むことができる。羅臼岳は、日本百名山の一つであり、知床羅臼八景にも認定されている。また、登山道沿いには野草や高山植物も見られることから花の百名山及び新・花の百名山にも選定されている。

羅臼岳を見るのにおすすめのポイントは知床峠。斜里町と羅臼町を結ぶ唯一の知床横断道路の頂上に位置しており、歩道兼展望台のようになっているので車から降りればすぐに羅臼岳の姿を望むことができる。ただし、知床横断道路は天気が変わりやすくガスがかかってしまうことも多いので運も必要だ。また、例年11月~4月までは通行止めになっているので注意。

景色を楽しむだけではなく、登山に挑戦してみるのもよいだろう。羅臼岳登山が初めての場合は羅臼町ビジターセンターなどで登山前のレクチャーを受けることができる。標高は1660メートルではあるが高緯度の山のため本州の3000メートル級の登山と同じくらいの体験ができる。ヒグマも生息しているため十分な準備と装備が必要。夏には多くの花が見頃を迎え、山の斜面を一斉に彩り花畑のようになるのも魅力の一つ。原生林やオホーツク海、太平洋を一望でき、国後島までをも望むことができる。自らの足で登ることでしか見られないこの景色をぜひ楽しんでみてはいかがだろう。

【住所】北海道目梨郡羅臼町、斜里郡斜里町
【交通】車:札幌中心部から約6時間(道央自動車道 札幌IC→丸瀬布IC経由)
    飛行機:中標津空港から約1時間30分(国道335号経由)
【駐車場】岩尾別温泉登山口・羅臼温泉登山口 共にあり(無料)
【料金】無料


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【投稿日】2013年05月27日(月)【投稿者】たびらい編集部

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