北の国から資料館/富良野
【投稿日】2016年05月13日(金)| 北海道発

昭和56年(1981)10月からフジテレビで24回の連続ドラマとして放送がスタートし、平成14年(2002)9月に8回目となる特別編「遺言」で最終回を迎えた「北の国から」シリーズ。22年間もの長きに渡って放映された富良野を舞台にしたドラマだ。倉本聰氏の脚本による独特のセリフ回しと、田中邦衛氏が演じた黒板五郎の生き方、純と蛍のふたりの子どもたちの成長を、孫や子供、自分に重ねて見続けた人も多かったのではないだろうか。
そんな「北の国から」をよく知る人、また視聴したことのない人にも一度訪れてほしいのが、JR富良野駅前にあるレンガ倉庫を活用した「北の国から資料館」。この資料館は、かつては米やジャガイモを保存していた農協倉庫を改修した建物で、天井が高く趣のある建物だ。
館内には、撮影で使われていた大道具・小道具、衣装、パネルなどが展示されているほか、直筆原稿などの資料も見ることができる。ドラマを見たことがない人は、この場所で予習をしてからロケ地めぐりをスタートするとよいだろう。もちろん、ドラマを見たことがあるという人は、シーン・台詞を思い出しながら館内を存分に楽しめる。
なお、この北の国から資料館は平成28年(2016)8月末で閉館となる。施設の老朽化と、来館者の減少がその理由。開館から21年で、幕を閉じることになった。富良野観光の折に訪れるならば、今夏がチャンスだ。
【住所】北海道富良野市朝日町5-20
【交通】JR:室蘭本線富良野駅より徒歩3分
【営業時間】8時30分~18時
【駐車場】有り(無料)
【料金】大人500円 小学生300円
【投稿日】2016年05月13日(金)【投稿者】たびらい編集部