食用竹炭を練り込んだすっきりとした甘さの夕張の銘菓「たんどら」夕張メロンクリーム味

北海道の中央部に位置しかつては石炭の町として栄えた夕張市。現在は夕張メロンの生産地や国際ファンタスティック映画祭の開催都市で有名。その夕張市の銘菓の一つが「たんどら」だ。
たんどらは、JR新夕張駅に隣接する「道の駅夕張メロード」の店内の一角に店舗がある大正10年(1921)創業の阿部菓子舗の商品。夕張がかつて石炭の町として栄えたことから、生地に食用竹炭を練り込んだどらやきで、炭のたんと、どら焼きのどらをあわせて名づけられた。竹炭を練りこんだ黒い生地は竹炭の風味をほのかに感じ、スポンジケーキのようなふわふわした食感と程よい甘みが特徴だ。餡は小豆、かぼちゃ、メロンの3種類が選べる。
おすすめなのはやはり地元特産品の夕張メロン果汁入りのメロン味クリーム。オレンジ色のメロン味クリームと北海道産の小豆を使った小倉餡が入っていて、絶妙なハーモニーを奏でている。