オホーツク222/北見市
【投稿日】2013年08月10日(土)| 北海道発
オホーツク1号の改良たまねぎオホーツク222

北海道はたまねぎ全国生産量の5割強を占め、北見地域は全道の約50%以上を占めている。大正6年(1917)、札幌から種を取り寄せて作ったのが始まりで、その後生産が伸びていった。生育期間によって生育過程と貯蔵性の違いがあり、極早生・早生・中晩生・晩生に分かれる。
たまねぎにも種類があり、黄たまねぎは硫化アリルという辛み成分が多く国内で主流。その中にも品種があり、早生のオホーツク222は主力品種の一つだ。主産地は、北見市・訓子府(くんねっぷ)町・美幌(びほろ)町など。早生品種オホーツク1号が改良されたもので、規格外の発生が少なく玉も揃い色つやも良く優れた品種。早生のたまねぎのあとには北もみじ2000などの中晩生のたまねぎの収穫ができる。北もみじ2000よりも甘みがあり、加熱するとさらにおいしくなる。
北海道では3月に種をまき、8月~10月に収穫後鉄コンテナに入れたまま上にシートをかけ畑で乾かし、9月下旬ころから貯蔵倉庫に移され春まで出荷される。貯蔵したたまねぎは、皮が乾燥し芽が出ていなく、ずっしりと重いものを選ぶと良い。
【住所】北海道北見市
【交通】JR:札幌駅から特急オホーツクで北見駅まで約4時間30分
車:札幌中心部から約4時間(道央自動車道 比布JCT利用)
【投稿日】2013年08月10日(土)【投稿者】たびらい編集部