しゅまり小豆/美瑛町
【投稿日】2013年07月19日(金)| 北海道発
小豆畑の丘が広がる美瑛町の希少なブランド小豆

十勝岳連峰の麓を流れる清らかな水と澄みきった空気、肥沃な土壌と寒暖差の激しい内陸性気候という、農業生産に適した環境の美瑛町は、日本屈指の小豆の名産地である北海道の十勝地方にも引けを取らない、良質な小豆の生産が盛んな町。単一市町村での小豆作付の統計では、北海道の各市町村別の第4位に入るほど小豆の大産地の一つだ。
ここで栽培されている小豆は、平成9年(1997)から本格的な育成が始まったばかりの新しい品種である「しゅまり小豆」という希少なブランド小豆で、色・コク・香りともに高い評価を受けている。朱鞠内湖の近くで育成されたこと、また朱色の鞠のように美しいことから名付けられたこの小豆は、北海道産小豆に占める割合が1割ほどと生産量は少ないが、他の小豆にはない淡い紫色と上品な香りが特徴的。
小豆本来のふくよかな風味で、北海道産小豆の中でも最良品として評価が高く、北海道優良品種として認定されている希少価値の高い小豆である。
【住所】北海道上川郡美瑛町
【交通】JR:札幌駅から特急スーパーカムイで旭川駅へ。→富良野本線で美瑛駅まで約2時間40分
車:札幌中心部から約2時間20分(道央自動車道 旭川鷹栖IC利用)
【投稿日】2013年07月19日(金)【投稿者】たびらい編集部