帯広豚丼/帯広市
【投稿日】2024年05月23日(木)| 北海道発
お店ごとの個性が光る豚丼食べ比べ

帯広の名物としてすっかり定着した豚丼。全国チェーン店で提供される普通の豚丼と区別するために「十勝豚丼」や「帯広豚丼」と呼んだりする。帯広豚丼はとにかく盛りがいい。丼ぶりからはみ出さんばかりのものや、すでにはみ出しているもの、肉が重なりすぎてご飯が見えない、濃厚なタレでどんぶりがべたつく、という豪快さが定番だ。肉はロースやバラ肉が使用されており、しょうゆベースの甘辛いタレで味付けされている。
豚肉の焼き方やタレの味がそれぞれのお店の個性の出しどころ。帯広豚丼の元祖と言われる「豚丼のぱんちょう」は、極上のロースを秘伝のタレにつけて炭火で焼き上げ、香ばしさが病みつきになる。「豚丼のぶたはげ」も炭火焼きで、タレがちょっと辛め。ピリッとした辛さが肉の脂の甘さを引き立てる。
焼き肉、ジンギスカン、豚丼などの肉料理のタレ製造で有名なソラチが運営する「いっぴん」は、やはりタレに対するこだわりが強い。肉とごはんによく合うコクのあるタレでまとめている。地元民ですら並んで食べる人気店「とん田」は、肉の部位を選ぶことができ、バラ、ロース、ヒレが同価格で提供されている。ステーキなどに使われるヒレまで使用。しかし脂身とのバランスが良いバラ肉が一番人気だ。
■元祖 豚丼のぱんちょう
【住所】北海道帯広市西1条南11丁目19 地図
【交通】JR:根室本線帯広駅から徒歩約3分
【駐車場】専用駐車場なし
■十勝豚丼いっぴん 帯広本店
【住所】北海道帯広市西21条南3丁目5番地 地図
【交通】JR:根室本線帯広駅から車で約15分
【駐車場】あり
■ぶた丼のとん田
【住所】北海道帯広市東6条南16丁目3 地図
【交通】JR:根室本線帯広駅から車で約5分、徒歩約15分
【駐車場】あり
【投稿日】2024年05月23日(木)【投稿者】たびらい編集部