1. ホタテ/寿都町

ホタテ/寿都町

【投稿日】2013年07月18日(木)| 北海道発

甘みがあって身がしまっている養殖ホタテ

寿都ホタテ

北海道寿都(すっつ)町は日本海に面した場所にあり、対馬海流の影響で寿都湾は北海道の中では比較的暖かい気候。川の上流から栄養をたっぷり含んだ雪解け水が流れ込み、植物プランクトンをエサにして、通年で豊富な魚介類が獲れる。中でもホタテ養殖が盛んで、寿都湾で垂下式という方法で2~3年かけて育てられる。

ホタテ漁には大きく分けて2種類の方法があり、「地撒き(じまき)式」と「垂下(すいか)式」と言う。地撒き式は主にオホーツク海側で行なわれており、稚貝を1年間育てた後に海に放流し、海底で2~4年間成長させてから獲る。垂下式は日本海側などで多く行なわれており、稚貝をロープやカゴに入れて海中に吊るして1~2年かけて育てて漁獲。海中で育つのがホタテにとっては自然なことなので、地撒き式の方がより天然に近い方法だ。

寿都湾の荒波に揉まれて育ったホタテは、肉厚で身がギュッと引き締まっていて甘みがある。通年食べることができるのも寿都ならではだ。刺身や海鮮丼、バターをひとかけら添えて貝殻ごと焼く、フライやクリームシチューの具、どんな食べ方でもおいしく味わえる。

【住所】北海道寿都郡寿都町
【交通】車:札幌中心部から約2時間40分(札樽自動車道 小樽IC→国道5号→国道229号経由)

【投稿日】2013年07月18日(木)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×