六花亭
【投稿日】2013年06月20日(木)| 北海道発
日本初のホワイトチョコレートの販売元

六花亭製菓は北海道を代表する和洋菓子メーカー。創業は昭和8年(1933)、道内に数店舗あった千秋庵という和菓子店の一つとして開業した。「マルセイバターサンド」で有名だが、実は日本初のホワイトチョコレートを発売したのも六花亭だ。
昭和42年(1967)、六花亭はチョコレートの製造に乗り出した。「北海道の雪のイメージにも合う」と試行錯誤を重ねてホワイトチョコの商品化に成功。しかし昭和52年(1977)、販売にあたりチョコレート販売についての商圏問題の解決のため、45年続いた千秋庵ののれんを返上し、「六花亭」に商号を変更する決断をした。社名変更を記念して発売したのが看板商品「マルセイバターサンド」。クッキーでバターとレーズンを挟んだ菓子。バターの中にも、隠し味としてホワイトチョコが混ぜられている。
六花亭の商品開発は、「六花亭らしさ」をどう出すかというところに焦点が置かれる。それは、「最上の原料を使うこと」と「地域に根ざしたストーリーや季節感を現していること」だ。「ゆきやこんこ」「霜だたみ」など可愛らしくも北海道らしいネーミングのお菓子が多いのはこのため。さらに本当につけたい値段から「5円」引いた値段を付けるという。それは「足りない5円は自分たちで知恵を絞ったり、一生懸命働くことで補う」という考えに基づいている。
■六花亭 帯広本店
【住所】北海道帯広市西2条南9丁目6
【交通】JR根室本線帯広駅から徒歩約7分
【駐車場】あり / 8台(無料)
【電話番号】0155-24-6666
【営業時間】9時~18時30分
【料金】マルセイバターサンド:5個入 650円、10個入 1300円、20個入 2600円
雪やこんこ:8枚入830円、12枚入1220円
霜だたみ:4個入 500円、5個入680円、10個入1230円
【投稿日】2013年06月20日(木)【投稿者】たびらい編集部