山親爺/札幌市
【投稿日】2013年06月20日(木)| 北海道発
札幌の老舗菓子店「千秋庵」のロングセラー商品

創業大正10年(1921)の札幌の老舗中の老舗<千秋庵>の、昭和5年(1930)に発売されロングセラー商品として多くの人から愛され続けている北海道民には馴染み深い銘菓「山親爺」。
「山親爺」とは北海道ではヒグマの愛称。畏敬を感じさせる威風堂々とした姿を古来アイヌの人々がカムイ(神)と崇め、畏敬の念を込めて「山親爺」「キムンカムイ」(山の神)と呼ばれてきた。熊と共存する北海道を象徴するお菓子である「山親爺」には、スキー板を履いた熊が鮭を背負う姿がレリーフになっており、熊に親しみが込められている。
昭和36年(1961)には「和菓子のオリンピック」と呼ばれる全国菓子大博覧会において、菓子業界の中で最高の栄誉とされている名誉総裁賞を受賞した。長い歴史を持つ「山親爺」は発売して以来、現在までパッケージと製法を一切変えていない。北海道産のバターとミルク・卵の新鮮な素材をふんだんに使用し、水を一滴も使わずに焼き上げられ、独特のサクサク感のある歯ごたえと口溶けのよい風味や香りが豊かな、高級で贅沢な味わいの洋風せんべいである。
【店舗名】千秋庵 本店
【住所】北海道札幌市中央区南3条西3丁目17番地
【電話】011-251-6131
【交通】地下鉄:札幌市営地下鉄大通駅→徒歩5分
車:札樽道札幌北ICから国道5号経由25分
【駐車場】なし
【営業時間】9時30分~20時
【料金】山親爺:2枚入 115円、5枚入箱 280円、10枚入 864円、20枚入 1,620円 等
【投稿日】2013年06月20日(木)【投稿者】たびらい編集部