いかめし/森町
【投稿日】2013年06月13日(木)| 北海道発
元祖有名駅弁と全国うまいもの大会で連続ナンバー1

京王百貨店が毎年開催する「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で森駅の「いかめし」は、実演弁当の売上個数で何度もナンバーワンの座に座り続けてきた人気の駅弁だ。元祖は阿部商店のいかめし。
第二次世界大戦中の昭和16年(1941)、戦時体制による食料統制で米が不足していたため、当時豊漁だったスルメイカを使って米が少量でも作れる料理として考えられた。小ぶりのスルメイカの脚とはらわたを取り除いた胴体にうるち米ともち米を詰め、爪楊枝で口を縫う。その後いったんお湯で煮て、しょうゆベースの秘伝のタレで煮込んで完成。
イカはやわらかくふっくらとしていて、中に入っているごはんにイカと醤油の旨みがしみ込んでいる。また、小さいスルメイカでもお米を使っているのでボリュームがあり食べごたえもある、地元では家庭料理として親しまれている料理だ。JR森駅構内のキヨスクか、駅近くの柴田商店、富士見町のローソンや道の駅You・遊・もりで購入可能。お土産にできる真空パックも用意されている。
【投稿日】2013年06月13日(木)【投稿者】たびらい編集部