1. しらす丼/寿都町

しらす丼/寿都町

【投稿日】2013年06月06日(木)| 北海道発

しらす丼が食べられる北海道でも珍しい地域

生しらす丼

寿都町(すっつちょう)は、北海道の札幌市と函館市の中間に位置し、日本海に面した町だ。ここの名産は「牡蠣」と「生炊きしらすの佃煮」。焼きガキ店「かき小屋」では4月下旬~5月下旬のほんの短い期間だけ「釜揚げしらす丼」と「生しらす丼」の2種類を期間限定で提供している。

釜揚げしらす丼は、ふわっとしたしらすと白米を一緒に口の中に放り込むと、はらりとしらすの身がほどける。薄い塩味がほんのりと効いており優しい味だ。一方の生しらす丼は半透明の身を口に含むとプリッとしており、噛み締めると程よい弾力で歯を押し返し、弾けるような食感と甘みを楽しめる。生臭さは全くなく、普段食べる刺身とは違う旨味とおもしろい食感がある。

寿都のしらすは「コウナゴ」の稚魚。本州のしらすとは違い、少し柔らかいのが特徴だ。生しらす丼は町でその日にあがったシラスだけを使用する。サイズが大きいものは生しらす丼には適さないので、いつ行っても食べられるという訳ではないので注意。

■寿都湾かき小屋 スッツ・オイスタービレッジ
【住所】〒048-0415 北海道寿都郡寿都町字字歌棄町種前91−1
【交通】JR札幌駅から(後志自動車道経由)約2時間
【駐車場】あり(大型バス20台、普通車100台)

【投稿日】2013年06月06日(木)【投稿者】たびらい編集部

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