黒もちきび
【投稿日】2013年05月30日(木)| 北海道発
もちもち上品な風味が持ち味の幻のトウキビ

北海道開拓時代を代表する「黒もちきび」という名前のとうもろこし。甘く改良された品種が主流となり姿を消した「幻のとうもろこし」なのだ。黒もちきびはブルーベリーにも含まれているアントシアニンが多く含まれているため、名前の通り黒っぽい色をしている。食べてみると粒の一つ一つが大きいため噛みごたえともちもち感があり、噛めば噛む程上品な甘さが広がる。
50代以上の方にとっては懐かしく、若い世代にはあまりなじみがない黒もちきび。現在では生産している農家も少なく希少なとうもろこしだが、札幌大通り公園の夏の風物詩「とうきびワゴン」では夏の期間、茹でた黒もちきびを購入できる。またニセコにはこの黒もちきびの生産者がおり、直売場で毎年7月中旬~10月上旬まで販売。冷凍生黒もちきびや黒もちきび茶などが購入できるので、ドライブついでに立ち寄るのもよいだろう。
【住所】北海道札幌市 地図
【交通】JR:新千歳空港駅から札幌駅へ快速エアポート利用で約40分
車:新千歳空港から札幌市中心部へ約1時間(道央自動車道 千歳IC→札幌市内ICへ)
【住所】北海道虻田郡ニセコ町 地図
【交通】JR:札幌駅から快速エアポートで小樽駅へ→函館本線でニセコ駅まで約2時間20分
車:札幌中心部から約2時間(国道230号経由)
【投稿日】2013年05月30日(木)【投稿者】たびらい編集部