北海道神宮の花見/札幌
【投稿日】2013年11月29日(金)| 北海道発
桜と梅が同時に咲く花の名所

北海道では長い冬の後に駆け足で遅い春が訪れ、梅と桜が同時に咲きます。札幌市で梅と桜の競演を楽しめる名所として人気が高いのが北海道神宮です。梅200本・桜1400本が植えられ、例年見頃を迎える5月の連休には多くの花見客で賑わいます。
境内が桜の名所となるきっかけとなったのは、北海道神宮創建の功労者である初代開拓判官・島義勇といわれています。島判官は開拓時代に東京から海路で箱館(現在の函館)へ向かい、開拓の守護神三柱の御霊代を自ら背負って、未開拓の悪路を踏破して札幌へ。神社造営の地を現在の円山に定めるとともに、札幌の開発に打ち込みますが、後に明治7年(1874)の「佐賀の役」の首謀者の一人として処刑されてしまいます。従者である福玉仙吉がその死を悼み、桜の木150本を集めて参道に植えたのが、北海道神宮の桜の歴史の始まりです。
【住所】北海道札幌市中央区宮ヶ丘474(北海道神宮内)
【交通】地下鉄:東西線円山公園駅から徒歩約15分
【駐車場】あり
【問い合わせ】011-611-0261/北海道神宮
【備考】URL
【投稿日】2013年11月29日(金)【投稿者】たびらい編集部