紅葉した木々の中に広がる水辺が美しく、多くの生き物を観察できる公園が札幌にある

西岡公園には、公園を囲むように立ち並ぶイチョウが楽しめる。黄葉の盛り、落葉の時期が見ごろで、銀杏が黄色に色づいて落ち葉となり、黄色い絨毯が広がる。小さな子ども連れであれば水源池を取り囲む森を一周するコースが手ごろで、芝生広場や木道などから紅葉を楽しめる。展望テラスもあり、天気の良い日は黄色や緑が水面に映る。
春の訪れを告げるミズバショウの開花に始まり、四季折々の草花、秋には鮮やかに色づいた木々の紅葉が公園を訪れる人の目を楽しませる。公園では140種近い野鳥が観察され、運がよければエゾリスが木々を駆け回っている姿を見かけることもできる。水源池にはコイなど十数種の魚類が生息している。
水辺の公園として、バードウォッチングや紅葉、新緑など自然観察の場として、広く親しまれている。水芭蕉が咲き始める4月と紅葉が見頃を迎える10月中旬から下旬にかけてが見どころだ。