エスカロップ|根室で食べてみない? ジューシーで種類豊富なご当地料理!
【投稿日】2017年01月12日(木)| 北海道発

「エスカロップ」は、バターライスに薄切りのトンカツをのせて、デミグラスソースをかけた根室のご当地料理。根室では「エスカ」とも呼ばれています。根室の漁師のためにボリュームがあり、かつ素早く食べることができるようにと誕生したメニューです。
▲トンカツとジューシーなデミグラスソースが食欲をそそるエスカロップ。写真は「どりあん」の一品。
エスカロップは、根室市のレストラン「モンブラン」のシェフが昭和38年(1963)頃に考案したものが初めとされます。その味を受け継いたのが、「ニューモンブラン」と「どりあん」。そこから根室市内で爆発的に普及し、現在は約10店舗でこのメニューを出しています。根室では、カレーライスやオムライスにならぶ定番の家庭料理です。

▲「ニューモンブラン」のエスカロップ。料理の名前の由来は「肉の薄切り」を意味する、フランス語の「エスカロープ」から。タケノコ入りのバターライスに薄切りのトンカツを乗せ、デミグラスソースをかければエスカロップ完成です。このデミグラスソースが店舗によってさまざまなので、好みの味を探してみたいですね。

▲道の駅「スワン44ねむろ」内のレストラン「バード・パル」でもエスカロップは味わえます。野鳥の渡来地としても有名な風連湖を眺めながら、食事を楽しめますよ。
エスカロップ以外にもドライカレーにサガリ肉を乗せ、特製ソースをかけた「オリエンタルライス」。ライスの上に豚カツを乗せ、さらにその上から野菜炒めをのせて、目玉焼きや生卵をトッピングする「スタミナライス」と、根室の洋食はとてもユニークでバリエーション豊かです。
また、根室といえばサンマはハズせない一品。
脂がのった根室産のサンマを、ミネラル豊富な根室産の棹前昆布(さおまえこんぶ)で巻いた「根室さんまロール寿司」は、札幌の秋の一大グルメイベント・オータムフェストでも好評です。
【投稿日】2017年01月12日(木)【投稿者】たびらい編集部