ねむろ港まつり|根室の発展と漁業の大漁や操業の安全を祈る
【投稿日】2021年06月18日(金)| 北海道発
千人踊りの大行列は思わず参加したくなる

北海道最東端の地、根室の海で獲れるものといえば花咲ガニやサンマ、ホタテ貝などが有名です。この地域の夏は気温が低く、とても涼しい。そんな短い夏を惜しむように、市民が一丸となって熱く盛り上がる大きな祭りがあります。それが「ねむろ港まつり」。根室の発展と漁業の大漁や操業の安全を祈るために始まった祭りです。
毎年7月中旬の2日間に渡って開催され、初日の目玉イベントは約1000人の市民が根室音頭を踊り、繁華街を練り歩く「千人踊り」。浴衣姿で笠をひらひらと舞わせて1000人が踊る様子は根室の夏の風物詩です。
2日目は根室港で、名物「船こぎレース」の熱い戦いが繰り広げられます。1チーム9名によるタイムレースで、一般の部や女性の部などに分かれて優勝を競います。
そしてねむろ港まつりのフィナーレを飾るのが花火大会。根室港に打ち上げられる花火は、夜空を彩ると同時に海面に映り込んで、暗闇が一面黄金で埋め尽くされます。打ち上げ数は約1500発。次々と打ち上げられる大輪の花火は大迫力です。30分ほどで終わってしまう儚さが、根室の短い夏を思わせます。
■ねむろ港まつり
【開催日程】例年7月中旬/2021年度開催中止
【花火打上時間】19時30分~
【会場】根室港特設会場ほか市内各所(北海道根室市本町 根室港市場前)
【交通アクセス】JR:根室駅から徒歩で20分、タクシーで5分
【駐車場】あり 無料(200台)
【問い合わせ(TEL)】0153-23-6111/ねむろ港まつり協賛会事務局(根室市商工観光課内)
【投稿日】2021年06月18日(金)【投稿者】たびらい編集部