壱岐・対馬・五島列島旅行
海の幸と山の幸、魅力あふれる郷土料理を求めて

長崎県北部、玄界灘に浮かぶ「壱岐島」は豊かな海の幸と壱岐牛、壱岐焼酎など食の魅力にあふれています。韓国まで直線距離で50km足らずの国境の島「対馬」はツシマヤマネコに代表される自然の島。中心部にはリアス式海岸が広がり、サンゴ礁や大型回遊魚の群れに出会えることも。140余りの島々が連なる「五島列島」はキリスト教の教会群で知られる祈りの島。透き通る海と美しい教会の佇まいに深い歴史を感じます。
壱岐島のおすすめ宿3選
福岡から高速船で60分、1,000を超える神社が島内に存在し、「神々の島」と呼ばれる壱岐。温泉でゆったりと寛ぎながら、その雰囲気を感じてください。赤い塩湯に浸る「奥壱岐の千年湯 平山旅館」、オーシャンフロントに建つ「ビューホテル壱岐」、「壱岐ステラコート太安閣 <壱岐島>」はリゾート気分あふれる雰囲気。
奥壱岐の千年湯 平山旅館

長い歴史を持つ古湯。赤い塩湯が特徴の天然温泉は露天風呂のほか、男女別の大小の内風呂、蒸し風呂、うたせ湯、二つの家族風呂で楽しめます。周囲を海に囲まれた豊穣の島らしく、地元素材を使った創作郷土料理が自慢です。
ビューホテル壱岐

港のすぐ近くに建つ抜群のロケーションで、全客室オーシャンビュー。7階に位置する大浴場からは移りゆく海の表情を堪能できます。さらに大型の生簀を完備し、紫うに、鮑、牡蠣…と目の前で獲れた新鮮な海の幸を召し上がれ。
壱岐ステラコート太安閣 <壱岐島>

一人旅から家族旅行まで幅広く利用できる壱岐最大のリゾートホテル。地元の新鮮な食材を使った料理に、壱岐島の観光名所でもある”鬼の岩屋”をイメージしたダイナミックな「洞窟風呂」など、壱岐の魅力を思う存分味わえます。
対馬・五島列島のおすすめ宿3選
玄界灘に浮かぶ対馬では独自の歴史や食文化が育まれました。「ホテル対馬」や「対馬グランドホテル」を拠点にして、文化遺跡見学やエコツアーに出発!美しいビーチと教会群が人気の五島列島では「五島列島リゾートホテル マルゲリータ」が新しい旅のスタイルを提案しています。
ホテル対馬

十万石の城下町、厳原町の中心に位置する近代的なホテル。周辺にはスーパーやレストラン、ファーストフード店が並び、観光・ビジネスに便利。各客室にバス・トイレが完備されており、食事も品数豊富でおいしいと評判です。
対馬グランドホテル

空港から車で5分、バルコニーから望む紺碧の海は絶景。温泉もあり、「レストラン漁火」では郷土料理を堪能。近海で獲れた新鮮な刺身や天ぷら、対州そばをはじめ、お子様に人気の洋食メニューまで幅広く対応しています。
五島列島リゾートホテル マルゲリータ

クラシカルな客室に源泉掛け流しのスパが魅力のリゾートホテル。東西に大きく開けた視界からはサンセットとサンライズが両方楽しめます。レストランでは雄大な景色を眺めつつ、身体と心に優しい創作イタリアンを味わって。
壱岐島の旅行スポット情報
はらほげ地蔵
海の中に立つ長崎の不思議な6地蔵
長崎県の壱岐は玄界灘に浮かぶ離島。壱岐にあるほらほげ地蔵は、満潮時になると頭まで海に浸かる、不思議な場所に立つお地蔵さんです。「おなかがほげている(穴が開くの意味)」からきている名前のとおり、お地蔵さんの胸の所に穴が開いています。長崎の海を眺めて立つ赤い前掛けと帽子がかわいいお地蔵さん。壱岐を旅行した際にはぜひ立ち寄ってみて下さい。
猿岩
猿の横顔そっくりの奇岩
やや南北に長い亀の甲羅のような形をした島の壱岐島。その壱岐の温泉地である湯本湾に突き出した黒崎半島の先端に、壱岐島誕生の神話による8柱の一つ「折柱」とされている「猿岩」があります。この岩は高さ45メートルの玄武岩でできていますが、左を向いた猿の横顔にそっくりです。しかも頭と背中の部分に草が生えているため、一層猿っぽさが増しています。
壱岐イルカパーク
イルカとの触れ合いを楽しめます
串山半島の海と繋がっている天然の入江を仕切って造られた壱岐イルカパークでは、バンドウイルカと触れ合うことができます。イルカのショーを見たり、遊泳するイルカの姿を眺めたりと癒しの時間を過ごせます。また餌やり体験や普段は見られないイルカのトレーニング風景も見れたりと貴重な体験をすることもできます。園内にはアスレチックコーナーもあるので子供達も飽きずに楽しめます。
対馬の旅行スポット情報
和多都美神社
神話の世界を思わせる神秘的な神社
長崎県対馬市にある和多都美神社は、古くから竜宮伝説が伝わる海宮。本殿正面の5つの鳥居のうち、2つが海中に建ち、潮の満ち引きによってその姿が変わる珍しい神秘的な神社です。大鳥居は山中にあり、境内に入ると神明造りの社殿が厳かに建っています。夕日に染まる海の中に建つ、鳥居の幻想的な姿は、対馬旅行の際にはぜひ見てほしい美しい光景です。
鮎もどし自然公園
清流が流れ、自然に親しめる公園
対馬市にある鮎もどし自然公園は特定保護区に指定されている国定公園です。公園内に花崗岩で覆われたとても珍しい川の清流「瀬川」が流れています。毎年夏休みには川遊びに来た地元の家族連れや観光客で賑わいます。公園内にキャンプ場があり、自然に親しみながらキャンプを楽しめます。また、レクリエーション施設もあってパットゴルフなどが楽しめます。
韓国展望所
青く広がる海の向こうに韓国を望めます
対馬は朝鮮半島と50キロも離れていないという地理的条件により、古来より交流があった場所です。そのため朝鮮にゆかりのある建物が少なくなく、韓国展望所も該当します。建物は伝統的な韓国様式がベースとなっています。晴れた日には対岸の景色を遠くまで見渡すことができ、釜山の街も肉眼で見られます。交通アクセスについては対馬空港から車でおよそ2時間15分ほどかかります。
五島列島の旅行スポット情報
鬼岳
五島の自然が美しい長崎の絶景火山
長崎県の西海国立公園内にある五島のシンボルとも言える鬼岳は、標高315mの全面芝生に覆われたシンダーコンと呼ばれる珍しい形が特徴の火山です。頂上からは福江の市街や海が一望でき、古くから長崎の人々の行楽地として親しまれてきました。海岸線から鬼岳を望むと、麓に広がる亜熱帯森林が神秘的。夏にはコオニユリ、秋にはリンドウが美しく咲く、絶景の長崎の景勝地です。
旧五輪教会堂
かくれキリシタンの信仰を伝える和洋折衷の教会
旧五輪教会堂は明治初期に建てられた教会の中でも、現存する数少ない建物です。長崎県の西部に位置していて、中世よりポルトガルなどの西洋との交流が盛んな地域でした。そのためキリスト教を信仰する人が多く、教会の設置を求める声が高まってきたのを背景に建てられました。協会の外観は木造瓦葺の典型的な和式ですが、中はゴシック様式が施されており、和洋折衷の作りとなっています。
江上天主堂
クリーム色の壁と水色の窓が愛らしい教会
江上天主堂は長崎県の奈留島にあるキリスト教の聖堂です。隠れキリシタンの流れを汲む信徒達が1918年3月に完成させたもので、周りの森の緑と真っ白な聖堂の壁のコントラストがとても美しく、柱の手描きの木目模様や花を描いた窓の透明ガラスなどを楽しむこともできます。また教会建築の名工鐵川與助の代表作としても有名であり、2008年には国の重要文化財に指定されています。
壱岐・対馬・五島列島の交通・アクセス情報

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長崎空港から五島列島までのアクセス
長崎の空の玄関口・長崎空港から長崎の美しい島々が浮かぶ五島列島へは、1日3便運行している飛行機を利用すると、所要時間約30分で五島つばき空港(福江空港)に着きます。長崎空港からバスで長崎港へ移動し、高速船(約1時間25分)、もしくはレンタカーで長崎港に向かい、カーフェリー(約3時間10分)で行くこともできます。レンタカー移動は家族連れの旅行に便利なのでおすすめです。