アウトドアスポーツの宝庫!みなかみ町
日本百名山の谷川岳を擁し、利根川が町の中央を流れるみなかみ町は、ラフティングや登山、スキーなどアウトドアスポーツの拠点として親しまれてきたリゾートタウン。「みなかみ18湯」といわれるほど温泉も豊富で、バラエティ豊かな過ごし方ができる。
![谷川岳の雄姿を眺めながら激流を下るラフティングは迫力満点 谷川岳の雄姿を眺めながら激流を下るラフティングは迫力満点]()
2005年に水上町・月夜野町・新治村が合併して誕生したのがみなかみ町。群馬県の最北に位置し、北には標高1977メートルの谷川岳がそびえ立ち、谷を切り裂いて流れる利根川に沿って町が広がっている。その美しくダイナミックな景観は「日本のチロル」とも呼ばれるほど。谷川岳への登山基地として、また利根川の激流を下るラフティングやキャニオニングのメッカとして、アウトドア派にとっては聖地ともいえる高原リゾートである。また、水上温泉や月夜野・上牧温泉・猿ケ京三国温泉郷と大きく分かれて18湯もある温泉も魅力の一つ。リゾートタイプから秘湯の一軒宿まで宿もいろいろそろっているので、思い思いのスタイルで自然や温泉を楽しもう。
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ロープウェイで手軽にアクセスできる谷川岳天神平へ
![簡単にアクセスできて山岳風景が満喫できる谷川岳天神平 簡単にアクセスできて山岳風景が満喫できる谷川岳天神平]()
その優美な山容と四季おりおりに表情を変化させる景観から、日本百名山の中でもとりわけ人気が高い谷川岳。その頂部は二峰に分かれていて、それぞれトマの耳(標高1963メートル)、オキの耳(1977メートル)と呼ばれ、周辺の万太郎山や仙ノ倉山、茂倉岳も含めて谷川連峰といっている。
谷川岳山頂まで登るには本格的な登山装備と経験が必要だが、山麓駅からロープウェイとリストを乗り継いで20分ほどで着ける天神平なら一般の観光客でも手軽に雲上気分を満喫することができる。標高1319メートルに広がる天神平は一面にお花畑が広がる、まさに天空の楽園。5月の雪解けとともに開花するカタクリに始まり、夏にかけてシラネアオイやクルマユリ、ニッコウキスゲ、ハクサンコザクラなどの高山植物が次々と咲き、10月には見事な紅葉が山肌を彩る。眼前に谷川岳本峰を眺めながら遊歩道を1時間ほどで1周できるので、気軽に訪ねてみよう。
大自然を全身で楽しむアウトドアスポーツ
![急流を体一つで滑り降りるキャニオニング 急流を体一つで滑り降りるキャニオニング]()
大自然の中に身を投げ出し、その素晴らしさと迫力を全身で感じられるのもみなかみの魅力だ。利根川の最上流部に位置するだけに、激流をゴムボートで下るラフティング、滝や沢を滑り台のように滑ったり滝に飛び込んだりするキャニオニングなど、みなかみはアウトドアスポーツのメッカでもある。町内にはアウトドア体験をサポートしてくれる団体が20以上あり、プロのガイドやインストラクターがさまざまなニーズに応えてくれる。奥利根湖でのレイクカヌーや三峰山から飛び立つパラグライダー、高さ42メートルの諏訪峡大橋からのブリッジバンジージャンプ、マウンテンバイクツアーなどなど。自然や地形、緊急時の対応に精通したガイドがそろっているので、初心者や子供やファミリーで楽しめるメニューも多い。思いきってチャレンジしてみよう。
あらゆるタイプの温泉がそろう「みなかみ18湯」
![渓流に沿って大露天風呂が並ぶ宝川温泉汪泉閣 渓流に沿って大露天風呂が並ぶ宝川温泉汪泉閣]()
登山やアウトドアを思いきり楽しんだ後は、やはり温泉で疲れを癒やしたいもの。そんな時にもみなかみは懐の深さを遺憾なく発揮してくれる。「みなかみ18湯」とは群馬県最大の町域に点在する18ヶ所の温泉のこと。町中心部の利根川沿いに大型のリゾートホテルや旅館が並ぶ水上温泉を筆頭に、三国街道を往来する旅人や文豪に愛された猿ヶ京温泉、古くから湯治場だった月夜野・上牧温泉、秘湯の一軒宿・法師温泉など立地や環境はもちろん、効能も泉質も異なるバラエティ豊かな温泉が点在している。秘湯ムード漂う宿でのんびりしたいなら山峡に湧く宝川温泉や法師温泉、谷川岳の絶景に浸りたいなら谷川岳温泉、尾瀬ヶ原探勝の拠点にするなら湯ノ小屋温泉、といった具合に好みや用途に応じて選べるのがうれしい。日帰り専用の入浴施設も10ヶ所あり、こちらで湯めぐりを楽しむのもおすすめだ。