1. 増毛駅が開業時と同じ広さに復元! 懐かしの姿で一般開放中

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増毛駅が開業時と同じ広さに復元! 懐かしの姿で一般開放中

【投稿日】2018年04月19日(木)| 北海道発

増毛駅

北海道北西部に位置する増毛町(ましけちょう)は、日本最北端の酒造や海産物の他、昭和56年(1981)に公開された映画「駅 STATION」の舞台としても知られる港町。

平成28年(2016)12月には、留萌市と増毛町をつなぐJR「留萌本線」が廃線となったことでも話題にのぼり、多くの鉄道ファンが訪れました。線路と駅舎は現在も多くの観光客でにぎわう人気スポットですが、今年(2018)駅舎が開業時と同じ広さに復元。4月14日(土)に一般公開となりました。

増毛駅内装

大正10年(1921)に開業した同駅は、昭和59年(1984)の無人化により駅舎を半分の大きさに縮小したという歴史を持っています。廃線から約1年半を迎えた今、観光施設として開業時の大きさを取り戻すと同時に、より駅周辺の歴史的建造物と調和するよう板張りの外観へと改修されました。

駅の内装は当時の復元ではないものの、昔をうかがわせるレトロな雰囲気が漂います。

施設内には売店「ぐるめ食品」も併設されているので、お土産選びもできますよ。

増毛駅線路

復元された駅舎の大きさは、映画「駅 STATION」に登場するものと同じ。

線路脇には、滝川市出身の彫刻家・五十嵐威暢(たけのぶ)氏がデザインしたモニュメント「テルミヌスへの願い」が新しく設置されています。

居酒屋桐子

また、増毛駅のすぐそばには、映画撮影にに使われた「風待食堂」の外観をそのままに使用した増毛町観光案内所があり、ヒロインが営む「居酒屋 桐子」のセットが復元されています。映画ファンはもちろん、観たことがない人でも記念撮影を楽しめるスポットです。

観光案内所は例年4月半ば~11月まで開設。春~秋の旅なら、増毛駅とセットで訪れるのがおすすめですよ。

■増毛駅
【開設日】平成30年(2018)4月14日(土)
【営業時間】9時~16時
【住所】増毛郡増毛町弁天町
【利用料金】無料
【交通アクセス】車/札幌市より国道231号線を経由し約113キロ、約2時間15分
【問い合わせ(TEL)】0164-53-1112/増毛町役場町民課

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