JR札幌駅北口から徒歩約10分、地下鉄南北線「北12条駅」から徒歩5分ほどの場所に、北海道の離島をはじめ、全国各地の離島の特産品や食材を扱う魅力的な店が平成29年(2017)9月29日にオープンしました。

▲なんともおいしそうな利尻島のほっけのちゃんちゃん焼き(夜メニューの一例)。
今回オープンした「離島キッチン 札幌店」は、島根県隠岐諸島(おきしょとう)の海士町(あまちょう)が中心となり、全国約30の島々と連携して平成21年(2009)に立ち上げたアンテナショップ事業の全国3店舗目。
札幌店は利尻島のNPO法人 利尻ふる里・島づくりセンターが運営主体になっており、海⼠町以外が主体となる初めてのアンテナショップとなります。
オープニングに際し行われたレセプションでは、高橋はるみ北海道知事が「多くの方々に島の魅力に触れていただき、また、実際に訪れていただくことを期待しています」と述べるなど、早くも注目のスポットです。

▲大正15年建設の醤油の醸造所をリノベーションした店舗。雰囲気があります。

▲店内に足を踏み入れるとまず目に入るのが、全国の離島から集められた特産品の数々。島根県の隠岐島や東京都の八丈島、鹿児島県屋久島など、北海道ではなかなか見かけることない特産品がたくさん揃っています。
利尻島のとろろ昆布や昆布酢、礼文島で水揚げされた一汐ほっけをはじめ、天売島・焼尻島・奥尻島・厚岸小島の貴重な食材や調味料など、北海道からは6つの離島の商品が並んでいます。一部試食もあるので、味を確かめてから購入できるのもうれしい限りです。
物販スペースの奥は、飲食店となっています。ランチ・ディナーともにメニューは、北海道6つの離島の郷土料理が中心。旬のものを積極的に取り入れているためメニューは日替わりで、新鮮なものを味わうことができます。