1. 鍾乳洞で寝かせたお酒!? 当麻鐘乳洞内で貯蔵熟成させた日本酒「龍乃泉」が今年も数量限定発売

ニュース

お得なパッケージツアーやアクティビティ、イベント情報、新発売の商品など、現地編集部が独自の視点で取材したニュースを毎日配信しています。

鍾乳洞で寝かせたお酒!? 当麻鐘乳洞内で貯蔵熟成させた日本酒「龍乃泉」が今年も数量限定発売

【投稿日】2018年04月26日(木)| 北海道発

龍乃泉

旭川の高砂酒造は、大雪山の雪清水で作る日本酒で知られる老舗。代表的な「国士無双」ブランドをはじめとする商品の数々は、道内だけでなく全国のファンに親しまれています。

ユニークな数量限定酒も数多く生み出している同酒造。北海道の天然記念物に指定されている当麻鐘乳洞(とうましょうにゅうどう)で熟成した日本酒「龍乃泉(りゅうのいずみ)」もそのひとつです。

平成27年(2015)から同社と上川郡当麻町、とうま振興公社がタッグを組み、幾度の打ち合わせや試作を繰り返し完成したこの商品。昨年(2017)醸造された1200本はわずか4カ月ほどで在庫がなくなるほどの人気を博しました。

今年(2018)は本数を1500本に増やし、4月28日(土)より当麻町限定発売となります。

龍乃泉搬出

2月25日(日)~4月15日(日)の50日間、当麻鍾乳洞の中で熟成された「龍乃泉」。

▲搬入・搬出は約40人の地元有志の“バケツリレー”によって行われました。



▲当麻鐘乳洞の内部は、冬期間であっても常に気温が9度前後に、また湿度も80~90%と一定に保たれています。この環境は日本酒の熟成に適した環境とされ、味が安定し、まろやかな風味になるのです。

同社が酒米に選んだのは、北海道産酒造好適米「彗星(すいせい)」。タンパク質含有量の低さが特徴で、淡白な味わいのお酒造りに適しており、同米を原料とした日本酒は全国新酒鑑評会で数多く受賞しています。

「龍乃泉」は、同米を45%まで高精米し、長期低温発酵した醪(もろみ)を搾って生のまま鍾乳洞に貯蔵、取り出し後、火入れして販売する生貯蔵酒。香りは華やかで旨味がありながらキリッとすっきり味わえる純米大吟醸酒です。



▲1億5千万年前からはるかな時をかけて形成された、純度が高く透明感のある貴重な鍾乳石を持つ当麻鐘乳洞。守り神である龍が休む所として「蟠龍(ばんりゅう)伝説」の物語が生まれた場でもあります。

当麻鐘乳洞を見学した後に「龍乃泉」を飲めば、よりロマンを感じられるはず。ぜひセットで楽しんでみてくださいね。

■純米大吟醸酒「龍乃泉」
【販売価格】
720ミリリットル入り 3000円

【販売箇所】
当麻町内酒類取扱店(道の駅とうま、セブンイレブン当麻店、ホクレン当麻店、スーパーふじ当麻店など)

【問い合わせ(TEL)】
0166-23-2251/高砂酒造株式会社(北海道旭川市宮下通17丁目)

【高砂酒造公式サイト】
http://www.takasagoshuzo.com/

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×